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ご遺品整理で困る「化粧品」の正しい捨て方と分類について解説!びん、缶、スプレーはどうすればいい?
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ご遺品整理で処分に困りやすいモノの中には「化粧品」も含まれます。
特に亡くなられた方が女性の場合、大量にお化粧品が残されているケースが多いです。
化粧品の中身や容器には様々なタイプがあります。
まず中身に関しては、固体や液体やクリーム状などがあります。また容器も様々な種類があり、びんやスプレー缶、プラスチック容器などがあります。
「何ごみに出せば良いの?」「中身は入れたまま捨ててもいいの?」「スプレー缶の処理の方法は?」など様々な疑問が湧いてくると思います。
今回は大阪市における「化粧品の正しい処分方法」と「ごみの分別」についてご紹介します。
【目次】
- 化粧品の捨て方の基本的な考え方
- 化粧品のタイプ別の処分方法
- スプレー容器の捨て方
- 売るのも方法
- 不用品回収業者に頼むメリット
- まとめ
1.化粧品の捨て方の基本的な考え方
◇ゴミは大きく分けて2種類
プラスチックや瓶、スプレー缶、ペットボトル、などいろいろあって化粧品のごみの種類がたくさんあるように思い面倒に感じてしまいがちですが、ごみは基本的には燃えるごみ(可燃ごみ)と燃えないごみ(不燃ごみ)の2種類。
まずそこから考えると分別は楽になります。
プラスチックに関しては、自分が住んでいる自治体がどう扱っているのかが分別の大きなポイントにもなるので、自治体のサイトで調べたり、配布されるゴミ分別のパンフレットをよく見たりして理解しておきましょう。
◇中身と容器は分別
中身が全てなくなっていればいいのですが、大抵は若干残っています。
または全部使い切れず半分残っている場合もあります。
中には全く使われずに箱に入ったままのモノがご遺品整理の時には出てくる場合があります。
化粧品の捨て方の基本的な考え方は、中身と容器は別扱いになります。
中身が入ったまま分別をしないで捨てるのはよくありません。
もちろん、包装されていた箱やビニール袋も別になります。
そのままの状態をゴミ箱に捨てないようにして下さい。
◇液体は回収してくれない
基本的に液体の回収はNGです。
中身が入ったままの化粧品をそのまま出しても回収できない自治体のルールになっています。
液体は何かに染み込ませてから燃えるゴミとして出すのが基本ルールです。
◇洗い流すのはやめましょう
液体物をキッチンのシンクや洗面所やトイレに流してはいけません。
環境汚染になります。
液体が粘着性のあるタイプだったら、配管の詰まりの原因になったりニオイの原因になったりします。
出来る限り、紙や布に染み込ませて容器は空にしましょう。
2.化粧品のタイプ別の処分方法
◇液体タイプ
液体タイプと一言で表現しても、中に含まれる水分や油分の割合に応じてサラっとした液体もあれば、油分が多くてベトベトと粘着性が高い液体もあれば、香水などのようにオイル系の液体もあります。
- 化粧水・乳液
サラサラした液体タイプのモノです。
中身はそのまま流したりはせずに、何かに染み込ませてから燃えるゴミとして捨てます。
方法は、ビニール袋に新聞紙やキッチンペーパーや古布などを入れて、そこに中身を出して吸収させます。
最後にビニール袋の口を結んでニオイや液体が漏れないようにして普通ゴミとして分別します。
空になった容器に関しては、プラスチック製は普通のゴミ扱いに、びんや缶やペットボトルや金属製は資源ゴミ扱いになります。
- クリーム状
クレンジングや洗顔クリームやファンデーションや整髪剤にクリーム状の液体 タイプがあります。
これらも出来る限り中身は出してから普通ゴミに出して、容器はそれぞれの分別に従って捨てます。
- マニキュアなどのオイル系
これも中身と容器は扱いを別にします。
中身は何かペーパーか古布に染み込ませてから普通ゴミとして捨てます。
蓋やキャップは普通ゴミに。
容器がびんならば資源ゴミとして。
マニキュアの場合、中身がカチカチに固まって取れないことがあります。
そのような場合を含めて、中をキレイに取り除けない場合や洗えない場合には、中身が残ったまま不燃ゴミとして捨てても大丈夫です。
- 香水
火の気のない場所で処理をしましょう。
何故なら、香水の中にはアルコールが含まれている場合が多いからです。
ですから、火の近くに置くと引火する可能性があります。
中身を全て古布に吸収させます。
そのまま外で乾燥させます。
乾いたら普通ゴミとして捨てます。
ニオイが強いモノは更にビニール袋に入れてから処理しましょう。
瓶は資源ゴミとして他のびん類と一緒に捨てます。
◇固形タイプ
パウダーファンデーションやアイシャドウ、口紅やリップクリーム、アイブローやアイライナーなどが含まれます。
中身の扱いは普通ゴミ。
容器もプラスチック製が多いと思います。
その場合も大阪市では普通ゴミとして出せます。
※大阪市以外は、自治体のルールに沿って素材ごとに分別して処分致しましょう。
- 鏡付きの容器
コンパクトやパレットの容器に鏡がついている場合があります。
その場合の理想的な捨て方は、上身容器と下身容器に分解して、鏡がついた上身容器は不燃ゴミに、下身容器は普通ゴミとして捨てる方法です。
くれぐれも分解する時に怪我をしないように注意してください。
3.スプレー容器の捨て方
スプレータイプの化粧水やミスト、ヘアスプレー等は中身を使い切ってから資源ゴミとして分別処分します。
中身を出し切ったスプレー缶は穴を開けずに、缶やびん、ペットボトル、金属製品とは別にビニール袋に入れて出します。
その時に使うビニール袋は、中身が見える透明か半透明の袋を使います。
中身を使い切ることが出来なかった場合には、ビニール袋の中に紙類を入れてそれにスプレーを吹きかけて下さい。
スプレー缶の中身を紙類に吸収させる方法は、中身を安全かつ簡単に処分する方法になります。
4.売るのも方法
遺品整理でお化粧を処分する場合、未使用のモノが大量に出てくる場合があります。
箱や容器に使用期限が書いてありますが、未開封ならば安全に誰かに使ってもらえるモノだと言えます。
または少ししか使っていないモノであっても、定価よりも安く買えるならば試してみたい人もいますので、捨てる前に売るのも一つの方法になります。
ナナフクでは「モノにも第二の人生を」と言うコンセプトを掲げておりますので、使ってくれそうな人に化粧品を循環させる方法は、多少の手間がかかりますが、是非ともおススメしたい方法です。
ブランド物の香水や化粧品は根強い人気がありますので、もしそのようなモノを発見されたらご検討なさってください。
5.不用品回収業者に頼むメリット
ここまでご遺品整理で出てきた化粧品について処分方法や分別について解説致しましたが、もし大量にでてきた場合は一つ一つの化粧品を正しく処分するのは実はとても時間がかかり大変な作業になります。
例えばスプレー缶を取り上げてみますが、あなたの自宅には今どこに何種類のスプレー缶がありますか?
まず洗面所にはヘアスプレーや化粧水スプレーが、衣類の収納の場所には衣類用のしわ取りスプレーやニオイを取るスプレー、住居のニオイを取るスプレー、虫よけのスプレーもあるでしょう。
住居用スプレーや洗剤スプレーもあります。
結構あちらこちらから出てくるものです。
基本的な化粧品の捨て方は、中身から出さなくはなりません。
ご遺品整理をする場合、実に多くの他のモノの処分をしなくてはなりませんので、丁寧に化粧品を処分することは時間的にも体力的にも難しい方が多くいらっしゃると思います。
そのような時に、専門の不用品回収業者に処分を頼むと一気に解決致します。
ナナフクの場合、どんなモノでもお任せください。
中身が入ったままの化粧品、スプレー缶、鏡がついたモノ、液体モノ、重たいモノや危険なモノもお任せくださいませ。
全て回収させていただき、その後は協力会社さんとの共同作業によって、国や自治体が定めた正しい分別で処理を行っております。
6.まとめ
今回は大阪市での「化粧品の処分方法」についてご紹介いたしました。
限られた時間内でご遺品整理を進めるのは大変だと思います。
特に男性がご遺品整理をされる場合は、化粧品の扱いに不不慣れだったり知識がなくて分別に困ったりする場面が多いかと存じます。
その他にも、ご遺品整理や生前整理でお困り事がございましたら、お気軽にナナフクまでご相談下さいませ。
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ナナフクは遺品整理士や生前整理アドバイザーの資格を有する専門家がおります。
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