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遺品整理で出た「着物」の処分はどうする?7つの処分方法を解説します【遺品整理・大阪】
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、ご遺品整理の中でも処分を躊躇してしまうモノは「着物」ですね。
亡くなられた方が偲ばれるお召し物や愛着があるお着物はそう簡単には処分に踏みきれないと思います。
それに加えて着物は高価なモノでもあります。
大切な故人を想うと着物を持ち続けたいとは思っていても、様々な理由で手放さなくてはならない場合があります。
◇収納スペースがない
1枚や2枚ならスペースがあったとしても、沢山になると相当なスペースを要します。
洋服と違い着物の場合には、着物の小物が必ず必要になってきます。
着物1枚だけでは着付けは出来ません。
着物を着るには、帯、帯板、帯枕、帯揚げ、帯締め、肌襦袢、長襦袢、襟芯、重ね襟、足袋、草履、着物用のハンドバッグ、その他には紐やコーリンベルトや伊達巻など小物も必要になってきます。
それら全てを含めての着物の収納になります。
家の収納スペースが狭くて置いておきたくても無理な場合があります。
または引っ越しをするので持てなくなる場合もあります。
◇着る人がいない
せっかくの素晴らしい着物であっても着る人がいなかったら、残しておくのはなかなか難しくなります。
例えば祖母や母親が亡くなって、その方のご遺品として着物が残った場合、それを引き継ぐ娘や孫娘がいない場合があります。
◇着たくても着られない
娘や孫娘がいたとして、残されたご遺品の着物を着たくても着られない場合があります。
サイズが合わない場合です。
残された着物が大きいサイズならば、仕立て直したり着付けの時に丈や身幅の調整をしたりして、多少のサイズが合わなくても着られる場合があります。
しかし、残された着物のサイズが小さい場合は着たくても着られないのです。
袖の長さが短すぎると着られません。
自分のサイズに合わない短い着丈の着物も窮屈になり、美しく着こなせません。
◇着る機会がない、着たくない
中には着物を着る機会がないから処分したいと思われる方もいらっしゃいます。
着物は普通は日常的に着るよりも、何か特別な機会に着ることが多いです。
入学式、卒業式、結婚式、お葬式、お宮参りなどが挙げられます。
また、着物に興味がなくて譲り受けても着たくない方も中にはいらっしゃいます。
◇管理が大変
着物をキチンと持ち続けるのは、洋服以上に神経を使います。
洋服のようにハンガーに吊るしての保管は望ましくありません。
着る前に数日出して干したり、着た後にタンスに仕舞う前に皺を伸ばすために干したりはしますが、ずっとハンガーに掛けたままの保管はしてはいけません。
着物の収納は、専用の紙製のモノに畳んで収納します。
ご遺品として着物をもらったけれど、汚れていたり汗シミがついていたりすると専門の業者さんにクリーニングに出さなくてはなりません。
その場合とても高いクリーニング代金になります。
着物が虫食いの被害にあわないようにキチンと管理していくのは、神経を使いますし費用もかかります。
このように様々な理由で着物を手放す方がいらっしゃいます。
それではその処分は一体どうしたら良いのでしょうか?
そこで今回は「着物の処分の方法」について7つの方法を挙げながらご紹介させていただきます。
【目次】
- 形見分け
- リサイクルショップに持ち込む
- インターネットで販売
- 着物の買い取り専門業者に依頼
- 着物レンタルや販売をしている人に依頼
- 家庭ゴミとして自分で処分する
- 遺品整理業者に依頼
- まとめ
1 形見分け
着物は形見分けの品物としてよく選ばれます。
高価なモノですし、故人との思い出の品物として喜ばれる場合が多いです。
主には家族や姉妹やご友人に「形見として着物を贈る」、故人と生前とても親交が深かった方やお世話になった方に「譲って差し上げる」のも一案です。
形見分けとして選ばれるのは、故人がよく身に付けていたモノや使っていたモノ(アクセサリーやジュエリー、メガネや時計、バッグ類、万年筆などの文房具)や着ていたモノ(衣類や着物)等が好まれます。
2 リサイクルショップに持ち込む
ゴミとして処分するのに抵抗感がある方がよく利用されるのが、リサイクルショップに持ち込んで買取査定をしてもらうことです。
持って行きたくても、車がないから持ち込めない場合や量が多くて運ぶのが大変な場合には、出張買い取りに来てくれる店もあります。
しかし、リサイクルショップには着物の専門的な知識がないスタッフがほとんどで、着物の価値に精通している人は残念ながら少ないです。
ですからとても安価な価格で査定される場合が多い事は理解した上で利用されるのをおススメ致します。
価値を分かった上で納得がいく査定を望むならば、事前にネットでよく調べたり電話をしてリサーチしたりしておくと良いでしょう。
総額何百万もかかった高価な着物なのに、キロ単価で数百円の値段しかつかなくてガッカリしたと言う話はよく耳にします。
しかし、気軽に、しかもすぐに処分したい人にとっては便利なサービスです。
3 インターネットで販売
ネットオークションやフリマアプリで着物を販売することも出来ます。
その際には、ネットに商品情報を掲載したり、買い手とのやり取りをしたり、梱包や発送の準備をしたりなどを自分でやらなくてはならないので、手間暇がかかります。
また、すぐに売れないことも多く値段を変えたり、掲載情報を工夫する必要が出てきたりして、売れるまで時間がかかる方法になります。
しかし、「必要な方に確実に受け取ってもらいたい」気持ちや手間暇がかかるのに抵抗感がない方には向いている方法になります。
4 着物の買い取り専門業者に依頼
着物の買い取り専門業者に買い取りをしてもらうのも一つの方法になります。
着物の専門知識を持った査定士が査定をするので、適正価格で買い取ってくれます。
買い取りには、自分で店に持ち込みや宅配、出張サービスをしてくれるなどありますので、事前に調べた上で自分に合った方法を選ぶことが出来ます。
5 着物レンタルや販売をしている人に依頼
着物のレンタルをしている店や知り合いの人に声を掛けてみるのも一つの方法になります。
喜んで引き取ってくれる場合があります。
個人で着物を販売している人もいます。
買い取った着物を着物好きな人に販売する人もいます。
着物の知識や価値をよく分かっている人なので、適正価格で買い取ってくれる可能性が高いです。
6 家庭ゴミとして自分で処分する
着物の汚れや変色がひどい場合、誰かに譲ったり買い取ってもらったりする手間がかけられない場合、家庭ゴミとして処分せざるを得ない場合があります。
その場合は「可燃ゴミ」か「不燃ゴミ」かのどちらかに分別されることが一般的です。
中には資源ゴミとして扱うところもあれば、料金を支払わないと処分が出来ない自治体もあります。
自治体によって分別のルールが異なりますので、お住いの地域のルールをよく確認してから処分するようにしましょう。
7 遺品整理業者に依頼
不用品の回収業者や遺品整理業者に着物の買い取りや回収をお願いすることも出来ます。
専門の回収業者に依頼するメリットは、着物以外の数多くのご遺品を整理してくれるところにあります。
様々な品物をスピーディーに整理、買取、回収、分別、処分までトータル的にしてくれます。
ナナフクでは、ご遺品を単なる不用品として扱わず、ご家族様のお気持に寄り添いながら一つ一つ丁寧な作業をさせていただいております。
何よりもご家族様の精神的、体力的なご負担を軽減できるのが最も大きなメリットになります。
業者に依頼する際には、HPでサービス内容や実績や見積りを確認した上で、複数の業者から見積りをもらうことをおススメ致します。
問い合わせをしたい業者を選ぶポイントは、「HPの更新が頻繁に行われている」「ご利用いただいたお客様の声が反映されている」等を判断材料にしていただけたら良い業者を選ぶ目安になります。
8 まとめ
この度は、ご遺品整理において簡単には処分しにくい着物についてご紹介させていただきました。
お困りの方のお役に少しでも立てましたら幸いです。
ナナフクはご遺品整理だけではなく、「買取業者様」や「法律関係の先生」そして「ご供養のお坊様」等、様々な専門の方と連携を取りながらより良いサービスをお客様に提供させていただいております。
もし、ご遺品整理や生前整理でお困りのことがございましたら、安心してナナフクまでご相談くださいませ。
\あなたはこのようにお考えではありませんか?/
・遺品整理、買取、ご供養、処分までトータル的に任せたい。
・遠方に住んでいる為、実家の片付けを手伝ってほしい。
・遺品整理後にそのまま部屋を明け渡せるようにしたい。
このようにお考えの方は是非一度ナナフクにご連絡くださいませ!
ナナフクはご遺品が多い場合でも一つ一つ丁寧に、ご家族様のお気持を最優先にしながら、真心サービスを心がけております。一つ一つのお品物をお客様に代わって大切に扱わせていただいております。
どうぞお気軽に安心してお問い合わせくださいませ
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遺品整理・特殊清掃・生前整理でお困りの際は、ナナフクにご相談ください。