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大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクでございます。
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雨の日が続いています。
体調はお変わりありませんか?
色とりどりの紫陽花が気持ちを安らげてくれますように。
さて、日本を代表する陶磁器の一つ「伊万里焼」。
海外の方にも人気があり、中でも江戸時代に作られた「古伊万里」は
大変高い評価を受けています。
とは言いましても、素人では価値が分かりづらい骨董品。
ご遺品整理で伊万里焼らしき陶磁器が出てきた場合
「価値が分からないけど、鑑定だけでもしてもらえる?」
「高値が期待できる伊万里焼はどんなもの?」
と買取をご思案されていらっしゃるかもしれません。
そこでこの度は、伊万里焼の買取において参考になりますよう
「伊万里焼の種類・高価買取のポイント」
をご紹介させて頂きます。
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目次
①初期伊万里
②古伊万里
③明治伊万里
④高価買取のポイント
⑤まとめ
①初期伊万里
伊万里焼が制作され始めた1610年代〜1630年代、江戸時代初頭の作品を
「初期伊万里」と呼びます。
特徴は、青一色で染付された絵柄、多めの釉薬が乗せられたぽってりとした形状
そして絵付けの前に素焼きを行わない生掛けに見られます。
初期伊万里は希少性が高く、素朴な風合いが人気の為
ほとんどの作品が高額になります。
②古伊万里
江戸時代、初期伊万里以降に作られたものが「古伊万里」です。
1656年から、特にヨーロッパ方面へ伊万里焼が海外輸出されるようになり
海外では「オールド・イマリ」と呼ばれ高く評価されています。
有名な「酒井田柿右衛門」の作品や「鍋島焼」
素地に青色や、対照的な赤色系の色絵を描いた「柿右衛門様式」
白磁の素地に赤や金など豪華な絵付けが施された「古伊万里金襴手」
これらはどれも高く評価され、買取価格も期待できる作品です。
③明治伊万里
黒船来航以降、多くの外国人が日本に来日しオーダーしたものから
「明治伊万里」が生まれました。
ヨーロッパの芸術様式「アールヌーヴォー」と融合した作品も生まれ
海外のジャポニズム(日本趣味)のきっかけになったとも言われています。
明治伊万里は、大衆的なものから作家ものまで広くある為
買取価格は種類によって大きく異なるでしょう。
④高価買取のポイント
ここでは高価買取のポイントを3つご紹介致します。
- 落款・陶印
- 共箱
- 保存状態
【落款・陶印】
伊万里焼の高台内(裏面)に印があり、それが優れた窯のものであれば
高価買取が期待できます。
全ての伊万里焼に落款や陶印があるとは限りません。
また印がなくても価値が高い伊万里焼もございますので
一度鑑定してもらうことをオススメ致します。
【共箱】
箱がある場合は箱も鑑定の対象となります。
特に作家自身の署名がある「共箱」と呼ばれる箱は
作品の保証書のような役割を果たします。
木箱に作家のサインや情報が書かれていて、来歴が良く分かるものは
買取価格が上がりやすくなります。
また鑑定書がある場合は、査定の際に提示するとスムーズです。
【保存状態】
保存状態は、査定に大きく影響致します。
汚れや破損等は、査定額が下がってしまう要因になります。
出来るだけ風通しの良い、直射日光が当たらない場所に保管するように致しましょう。
⑤まとめ
この度は「伊万里焼の種類・高価買取のポイント」をご紹介させて頂きました。
ナナフクはご遺品整理の中で「買取」や「法律関係」「ご供養」などのお困りにも
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