大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
あなたは「メラビアンの法則」と言う言葉を聞いたことがありますか?
初めての方もいるかも知れませんが、では別の問いかけをしてみます。
「人と会う時に第一印象はすごく大事」は知っていますか?
それなら知っている!
と思う方は多いと思います。
それでは、第一印象はどのくらいの時間で決まるかご存知ですか?
実は人の第一印象は3秒で決まると言われています。
これは アメリカの心理学者 アルバート・メラビアンが提唱した概念です。
話し手が聞き手に対して与える影響をメラビアンはこのように数値化しています。
●視覚情報(Visual : 55%): 見た目・表情・しぐさ・視線など
●聴覚情報(Vocal:38%): 声のトーン・速さ・大きさ・口調など
●言語情報(Verbal:7%): 話の内容など
これは何を意味しているのかと言うと、
人は見た目や表情、ジェスチャーなどの視覚情報と、
声のトーンや速さ、大きさなどの聴覚情報で人に与える影響が9割以上を占めているということになります。
もちろん、話す内容がどうでもいいということではなく、
せっかくいい話をしても下を向いたままで表情が見えなかったり、
ボソボソと聞き取りにくい小さな声で話したりしていては、全くいい印象を残すことができないということです。
会って3秒が勝負
コミュニケーションの場でよく言われたりしている理由がこれです。
そうです、人って声として聞くよりも、
内容を理解するよりも真っ先に大きな影響を脳から受け取っているのは 目からの視覚的な情報!
このメラビアンの法則が片付けとどう関係しているのかと言うと大いに関係しています。
人への第一印象が3秒で決まるように、部屋の印象も最初の3秒が勝負なのです。
これを片付けの時に応用して考えてみましょう。
家の中を片づけてスッキリさせたい時にまず想像してほしいのですが、
「いつもどこに座って食事をしますか?」
「どこに座って在宅ワークをしますか?」
「どこでゆったり過ごしますか?」
「お客様が来た時にはいつもどこに座っていただいていますか?」
つまり真っ先に視界に入る景色を重要視してていただきたいのです。
家中全てをスッキリできるのが理想的かも知れませんが、
そこまで出来なくても、押えるべきポイントさえしっかり理解すれば全てを片付けなくても気持ちよく整えることが出来ます。
そこで片付ける時の考え方としておススメしたいのは
「完璧よりも快適にする 」です。
自分や一緒に暮らす家族にとっての快適さを考えてほしいのです。
完璧な状態を求めると息苦しくなったりプレッシャーを感じる方がいます。
完璧な状態にすると、かえって落ち着かない方もいます。
メラビアンの法則のように、 人って無意識に目からの情報を瞬時に受け取っています。
いつも過ごす場所に坐ってみて、そこから見える景色をまず意識して、
そこから手を片付けていくと心理的にとてもいい影響を及ぼすようになります。
何だか最近家の中で疲れる!
集中できない!
在宅ワークをしていたらイライラする!
思い当たる方がいたらそんな時は目からの情報を意識して
「いつも自分がいる場所から何が見えているのか?」一度チェックしてみて下さいね。
心地よいモノが見えていますか?
そうでなかったらまずはそこから見える景色を整えることろからスタートするといいですよ。
もし、どこから手を付ければいいのか分からない状態でお困りならまずは玄関から始めるのは如何でしょうか?
「玄関はその家の第一印象を決める」場所だからです。
住む人が帰ってきたら必ず通る場所は玄関、
家に入って真っ先に目に入る景色は玄関、
宅配便の人や来客がまず目にするのは玄関ですから。
玄関を整えることは風水的にもみて運気アップになります。
想い出のモノなどは普通はない場所ですし、モノの種類も多くはないので短時間で片付けられる場所でもあります。