困りがちな家庭の紙類は思い切って大胆に減らすのがコツ
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
家の中の片付けには色々と気になる内容があると思います。
一人でサクサクとできることもあれば、時間がかかってなかなか進まないこともあります。
その中でもかなり大変に感じられるのが「家庭の紙類」になります。
ダイレクトメール、地区のお知らせ、
子どもが学校から持ち帰るプリント、
保険や銀行などの重要書類、
取扱説明書、新聞の切り抜き、
何か勉強した時のノート、過去の手帳、
遊びや旅先で手にしたチラシや旅行のパンフレット、
もっともっと種類はあります。
紙類って気が付いたら溜っていた!
片付けようと思ってもやる気が出ない!
どれも大事そうで捨てにくい!
このようなお悩みをよく耳にしています。
あなたは如何ですか?
同じように感じたことはないですか?
昨今は「ペーパーレス」がよく叫ばれるようになり、
昔とは違い紙類が減ったように言われていますが、
現実にはなかなかそれを実感できなくて溜め込んでしまわれる方がとても多いです。
では何故溜め込んでしまうのでしょうか?
なぜ紙類の片付けが進まないのでしょうか?
理由は主にこの3つが考えられます。
➀紙信仰
どうやら私達には「紙信仰」のような感覚があるようです。
「紙は大事」「印刷物には重要なことが書いてある」と言った思い込みです。
一度見たらあとは見ない紙がほとんどです。
中には読むことさえしない場合もあるかも知れません。
お知らせや情報系の紙は「新しいが命」です。
古くなったらもう役に立たないことが多いです。
私たちはそのような紙信仰的な思いに左右されてなかなか紙を減らせません。
なにもかも大事そうに思ってしまうのです。
②時間がかかる
家庭の紙には色んな種類があります。
あちこちにあったりします。
最初から何か決まり事を作って管理していたら楽なのですが、ずっと溜め込んでしまうと膨大な量になってしまいます。
お客様の中には、30年40年前の使えない通帳を全部捨てずに残している方がいらっしゃいました。
大きくなって独立して家を離れた子どもの高校や大学の入学に関する書類やら学習プリントをそのままの方もいらっしゃいました。
あまりにも多くの紙類があって、片付けには時間がかかってしまうので出来ないのです。
どうしようかな?と考える時間がとてもかかってしまう訳です。
③頑張った割には成果が感じられない
そうなのです。
紙類の片付けって時間と労力がかかる割には大して進まないのでやる気を失う場合があります。
衣類の片付けと比較したら、同じ1時間の作業でも衣類なら45ℓのゴミ袋で数枚分も処分出来ることがあり、
そんな時には大きな達成感を感じます。
しかし、紙類の片付けは頭も使い悩みながら頑張ったけれども大して減らなくて達成感を感じられない場合が多いです。
このようにハードルが高い紙類の片付けですがコツがあります。
「大胆にダイナミックに減らす」です。
本当に大事な書類ってわずかです。
なくても困らないものばかりです。
片付ける時にマイルールを作りましょう。
何を残すか?
どこまで残すか?
よ~く考えてある程度決めてから取り掛かりましょう。
例えば保険や銀行の書類ならば、最初の契約書は残す。
最新のお知らせプリントだけ残すと決めると楽です。
情報の鮮度や重要度を考えてからサクサクと減らしていきましょう。
このように自問自答しながら進めるのもおススメです。
「今の自分にとって役に立って必要なのか?」
「内容が古くなっていないか?」
「これを処分したら将来困りそうなのか?」
「深い思い出があるのかどうか?」
「持っているだけで気持ちがしんどくなっていないか?」
そのようにもう一人の自分に向かって問いかけみるといいですよ。