ペットも「老い老い介護」の時代に!ペットの終活って?
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
あなたは何かペットを飼っていますか?
飼っている人にとっては、愛するペットとの別れなんて想像もしたくない事だと思います。
でも、愛しているなら尚更、ペットが元気なうちに考えたり、家族と話し合っておくことは大事です。
近年は、飼い主の予防意識の高まりにより飼育環境がとても向上したので、
人間と同じようにペットも長生きをするようになりました。
一般社団法人ペットフード協会の調べによると、2020年時点では、犬の平均寿命は14.48歳、
ネコの平均寿命は15.45歳となっているそうです。
ここ30年の間に何と、犬ネコの平均寿命は約2倍以上に延びました。
ペットは大事な家族なので、長生きしてくれることはとても嬉しいです。
しかし一方では、飼育する人も高齢化して、ペットも高齢化してきます。
よく人間世界では「老老介護」と言うことが社会問題になったりしますが、
飼い主とペットの間でも同じような状況が今後増えてくるでしょう。
だから「ペットの終活」も必要になってくるのです。
なかには「最後までペットの面倒をみることが出来るのだろうか?」
「もし先に自分が死んだらどうしよう?」と不安にかられる人もいると思います。
では、ペットの終活はいつ始めたらいいのでしょうか?
それは、出来ればペットがまだ元気なうちがいいです。
それが理想的です。
大きな病気や怪我をした後では、きちんとした判断が出来ないこともあります。
気持ちに余裕がある時に、少しずつ始めて見直したり変更したり、万が一の時のことを考えて準備しておきましょう。
具体的にどんな内容を考えたらよいでしょう。
5つのポイントに絞ってお伝えします。
① ペット保険の見直し
ペットは高齢になると病気や怪我が多くなります。
ペット保険に入っているならば見直しをしましょう。
入ってないペットに保険加入を考えるのも方法です。
大きな病気をしてからは加入出来ない場合があります。
入るのか入らないのかの選択。
入っているのならこのままでいいのかの見直し。
② 介護のことを話し合う
ペットの介護が必要になった場合どうするのか大まかな内容でもいいので話し合いをしておきましょう。
③ 情報ノートを書く
ペットの関する必要な情報を1冊のノートにまとめておきましょう。
生年月日、名前は誰がどんな想いで付けたか、血統書があるなら一緒に保管、食べているフード、
好きな遊び、かかりつけの病院、これまでの怪我や病気の記録、飲んでいる薬、
利用しているペットサロンの名前等色々と書いておきましょう。
④ 万が一飼い主が先に亡くなったら
飼い主が先に亡くなる場合もあります。
もし、そうなった時は誰に飼育を託すのか?
考えてちゃんと伝えておきましょう。
頼むとなると、ペットによっては飼育にお金がかかることもあります。
それを想定してペットの為の貯金があればもっと安心して頼めますね。
⑤ 葬儀やお墓や供養
万が一ペットが亡くなった時に、どのように葬式をするのか調べたり資料を取り寄せておきましょう。
そしてその後のペットのお墓や供養をどうするのか?
今決められなくても、情報を集めておくだけでも終活になります。
ペット専門の火葬をしてくれる業者さんもあります。
人間と一緒にお墓に入れるようにすることも今は出来ます。
家族のように大事なペットが亡くなった時にペットロスになってしばらく立ちあげれなくなる場合があります。
でも元気に生きている間にペットのことを想い準備をして心づもりをしておくと、少しは緩和されるのではないでしょうか。
冒頭にも書きましたが、
今は人間もペットも長生きをする時代です。
お互い最後まで元気で過ごせたらいいのすが、そううまくとは限りません。
ペットは自分では話せません。
飼い主の人間が考えておかないと、急に自分が入院をして飼えなくなることだって起こるかも知れません。
大切な家族ですが、ペットは人間ではありません。
万が一、代わりに飼う人がいなくなったら、法律上ペットは「モノ」扱いになることを知っていますか?
そうなれば本当に残酷な話になりますが殺処分になってしまします。
絶対にそうなってほしくないと思いますよね。
だからペットにも元気なうちの終活が必要になってきます。
ペットの終活について専門的に学びたい場合には、学べる講座があります。
「ペット終活アドバイサー」で深く学ぶことが出来ます。←「ペット終活アドバイサー」リンク
別れを迎えるその日まで共に幸せな生活を送る為に受講される方が多いようです。
ペットとの生活の知恵や工夫、医療との向き合い方、
飼い主とのペットの心のケアまですぐに役立つ知識やノウハウを習得できます。
人間とペットの終活の違いは、ペットは自分では出来ないから飼い主がしてあげないといけないことです。
終活についての知識や準備はもちろん大事ですが、
毎日のペットとの暮らしをもっと大切にしながら思い出を積み重ねていくのも大事だと思います。
ペットの素敵なメモリアルフォトも沢山撮っておくと良いと思います。