遺品整理はいつからスタートするのがうまくいくのか?オススメの時期について

遺品整理はいつからスタートするのがうまくいくのか?オススメの時期について

 

大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

ブログをご覧いただきありがとうございます!

大切な家族や親族が亡くなると、遺族はゆっくりと悲しむ暇もなく諸々の事に追われます。

まずはお通夜や葬儀のこと。

短期間に数多くの項目を決めていかなくてはなりません。

葬儀が終ったら、次の法要はいつするのか決めなくてはなりません。

それと同時に遺品についてどうすればいいのか目の前に迫ってきます。

しかし、大切な家族を失った大きな悲しみの中で遺品整理を始めるのが精神的に困難な場合があります。

遺品整理を早く終えなくてはならないとは限りません。

遺品整理の経験がない方はどこから手をつければよいのか分からないでしょう。

いつから始めるのが正しいのか気になるでしょう。

では一体、遺品整理をするベストタイミングはいつなのでしょうか?

後からトラブルが起こらないようにする為の注意点について、もし業者に任せるとしたらどんな業者に依頼すればよいのか、専門の業者を利用するメリットとデメリット等を交えながら詳しく解説していきます。


そもそも遺品整理はいつまでにしなくてはならない、といった明確な時期が定められている訳ではありません。

法律上の期限もありませんし何か常識的なマナーとしての決まりごとがある訳ではないのです。

つまり自由に始められるのです。

相続人が始めようと思ったタイミングでスタートすることができるのです。

それ故に、人によって故人に対する想いや考え方の温度差が出てきます。

そこで、遺品整理を始めるにあたってある程度の知識を持っていれば、回りの人との話し合いも進めやすくなるでしょう。

遺品整理が不動産の処分などの手続きと関係してくる場合がありますので、相続人となる人達との確認も必要になってくる場合があります。

今回は遺品整理を始める時期やタイミングを4つのケースに分類して解説します。

4つのケースと照らし合せながら、ご自身の時間的なタイミング、気持ちが落ち着く精神的なタイミング、遠く離れていた場合は体力的なタイミング、専門の業者に頼むための経済的なタイミングも踏まえながら、無理なく進めていただけたらと思います。

住居の状況から判断するケース

故人の住まいが賃貸なのか?

施設なのか?

あるいは持ち家なのか?

持ち家だとしても一人暮らしだったのか?

同居の家族がいたのか?によっても考え方は変わってきます。

賃貸の場合

故人の住まいをすぐに退居しなくてはならない場合はスピード感を持って対処することが求められます。

家賃が発生し続けるから、なるべく早く遺品整理をしておく必要があります。

出来るだけ賃貸料の支払いを抑える為には、まずは賃貸契約の内容を確認する必要があります。

住んでいた部屋から早めに物件資料を調べておきましょう。

翌月の家賃の支払いがいつなのか、いつまでに退去すれば支払いをしなくて済むのか、知っておきましょう。

もし、その月の中旬までに亡くなった場合、月末までに退去しなくてはならない場合もあれば、退居する2カ月前に管理会社に知らせておかないといけない場合もあります。

そのような場合は時間的な余裕が出てきます。

月末までとなった場合でも、優先順位は亡くなれた方の法要に関する事です。

葬儀後の事務手続きなどが優先される場合もあります。

慌てて行って、何かトラブルを招くよりも許されるなら翌月の家賃を払って気持ちの余裕を持って遺品整理を始められるのをおすすめ致します。

賃貸物件の場合、一般的には現状復帰を求められます。

契約時の敷金や礼金の支払いの中にはどのような条件が含まれるのか情報をまとめてから遺品整理に取り掛かりましょう。

エアコンや照明など、最初から設置されていた場合と借りたあとに設置した場合がありますが、後者の場合は取り外しておく必要があります。

遺品整理や不用品回収を業者に依頼する場合は、そのような対応もしっかりと行ってくれるか確認しましょう。

そのままにして退居する場合は、取り外しや処分費の費用を管理会社から請求されますので注意が必要です。

また、賃貸の場合ハウスクリーニング代金を請求されることもあります。

どの程度の汚れまでなら請求されないのか事前の確認をしておくと良いでしょう。

例えば、壁のクロスの汚れに対して、家庭用洗剤で掃除すれば落ちる軽い汚れと、煙草のヤニがべったりとついて臭いが染み込んでいて個人レベルでは落とせないしつこい汚れと比べた場合、後者にはクロスの張り替えが必要になります。

そのような場合には別途高額なハウスクリーニング代を請求されることがあります。

施設の場合

故人が施設等に入居されていた場合の遺品整理は比較的シンプルな流れとなります。

退居時期が決まってきますので、それに合わせて行動しなくてはなりません。

もし、月の半ばまでに亡くなられた場合は月までにとか、それ以降に亡くなられた場合は翌月15日までに等のように、各施設の入居時の契約があると思いますので、それに従いましょう。

施設の場合で処分しなくてはならないお品は、衣類関係が多いです。

すなわち、毎日着る普段着、パジャマ、下着類、靴下、タオルやバスタオル等になります。

限られたスペースでの生活になりますので、多くの書類や本や食器などは置くことが出来ないのが普通です。

品物の仕分けの種類も少なく、整理はしやすい場が多いです。

まず大事なことは、自分達で処分するにしても業者に頼むにしても、貴重なモノや残しておきたい思い出のモノは先に探しておき、間違って処分してしまわないようにする事です。

持ち家の場合

持ち家と言っても内容には大きく分けて2パターンがあります。

一人暮らしをしていた家なのか、それとも同居の家族がいたのかによって対応には大きな差が出てきます。

持ち家なので賃貸料の心配はいりまんので、時間的な余裕はあります。

別居のパターンでも、更に2種類に分かれます。

近くに住まいがあるのか遠いのか?

遠い場合がより大変になります。

例えば、沖縄に住む親御さんの遺品整理を東京に住む子ども世帯がしようとした場合、飛行機に乗って何回も通うのは大変な作業になります。

そのため、出来れば少ない回数で済ませようとします。

遺族が集まるタイミングでしっかりと話し合いを進め、遺品整理の具体的な方向性や時期などの大まかな事は早めに決めておくことをおすすめします。

誰かがキーパーソンとなり音頭を取って進めていくのがよいでしょう。

遺族のそれぞれの想いや予定を聞き出しておくだけでも大きな一歩です。

よくあるケースは、葬儀直後にプロの業者に全てを任せる方法です。

メリットとしては、時間的にも体力的にも一気に済ませられます。

貴重品の捜索、重要書類の捜索、不用品の回収、不用品の買い取り、ピアノや金庫などの重量物の処分、エアコンなどの取り外し、車両の買い取りや処分、中には住居のリフォームや解体や、不動産売買までトータル的にサポートしてくれる業者もあります。

葬儀直後の遺品整理をする場合のポイントは「良い業者選び」になります。

業者に頼むデメリットについては、費用がかかる点です。

費用はかかりますが、個人でする時に生じる様々な困難を一気に解決してくれますので、良い業者を選び、遺品整理を全部あるいは一部でも助けてもらうことには大きな意味があります。

遺品整理士の資格を持ったスタッフが揃っていて、確かな実績と信頼を兼ね備えた業者を選びましょう。

孤独死の場合

孤独死や孤立死をされた場合の遺品整理は急を要します。

故人のお住いだけではなくて、近隣住人への配慮が急がれるからです。

急ぐ理由は、特殊清掃によって消臭作業、除菌作業、害虫駆除などを早急にしなくてはならないからです。

孤独死をされた方の場合の遺品整理を個人で行うのは大変になりますので「良い業者」を選んで依頼されることをおすすめします。

「特殊清掃」と言っても、業者によって取り扱う内容には差がありますので、「良い業者」を選んで後悔がないように進めて下さい。

住居の状況から判断するケースのまとめ

葬儀直後かなるべく早めの遺品整理がおすすめになるケースは「故人が賃貸物件に住んでいた」「遠方に住んでいた」「孤独死」になります。

四十九日を終えてから進めるケース

日本人の多くが仏教形式で葬儀を執り行います。

その場合、仏教では亡くなられた方の魂は死後四十九間まだ現世を彷徨っていて、それを過ぎると新しい世界へと旅立っていけると考えられています。

ですから、四十九日を迎えるまでは、亡くなられた方の魂はすぐ側にいるので、急いで整理をするのを嫌う人が多くいます。

しかし、いつまでもそのままには出来ないので、話を切り出すタイミングとしては四十九日で親族が集まった時に話題にしたり、きっかけにしたりするとスムーズにいくでしょう。

一般的には葬儀の次に親族が一斉に集まるのはこの時です。

葬儀直後では話しにくい内容であっても、四十九日を終えると気持ちの落ち着きを取り戻していますので、遺産相続の相談や形見分けの話をするにしてもよい機会となります。

関係者が集まった時に、全員が納得した上で進めるともめ事も回避出来ます。

相続人が複数人いる場合の注意点

故人の遺言書の有無の確認やエンディングノートの確認をしましょう。

故人の想いが書かれたものがあれば、それを全員で共有し、まずは故人の想いをよく理解した上で、相続人全員の合意を取ることが重要になります。

合意がないうちに良かれと思って誰かが四十九日までに遺品整理をすると、良からぬ誤解を生むことになり兼ねません。

骨董品や美術品やコレクションン等の価値は査定にかけないとハッキリしません。

処分したと言って実は、勝手に売却して利益を得たのではないかと誤解を受けてしまう場合もあります。

また、故人の思い出深い品物(写真、アルバム、手紙、大切な記録等)をもし勝手に処分してしまった場合にもトラブルになる場合があります。

故人への想いも様々ですが、故人の遺品に対する想いも様々なのです。

相続人全員で意思確認を行い、大まかな方向性だけでも決めておくと良いです。

四十九日を終えてから進めるケースについてのまとめ

相続人が複数人いる場合は、全員の合意を取ってから遺品整理を始めるのがよい。

気持の整理がついたタイミングで進めるケース

もし時間的に可能でしたら、気持ちの整理がついた時に進めていくのが一番望ましい方法になります。

故人との関係性や繋がりや、思い出の深さによって、遺品整理をする気持ちにはかなりの差が出てきます。

すぐにでも始められ人もいれば、何年経っても辛くて悲しくて出来ない人もいます。

家具や家電は整理が出来ても、写真や手紙や、故人が生きている時に大切にしていた物については辛くて進まない人もいます。

モノと気持ちとの間には濃い関係があります。

気持ちの整理がついていないのに、無理矢理に進めると自分の心がとても傷つくことになります。

家族間でも気持ちの温度差はあります。

気持ちの整理が早い人が、なかなか出来ない家族に対して強く迫るのは、両者の人間関係をおかしくしてしまうことになったりします。

それが故人を悲しませることにもなります。可能な限り、気持ちの整理がつくまで待って行うと良いでしょう。

しかし一人ではなかなか前に進めない方は、プロの遺品整理業者に入ってもらうのも方法です。

一気に処分するのではなく、一緒に仕分けを手伝ってもらうだけでも心の整理になります。

遺品整理の品でも、すぐに処分出来そうなモノと時間をかけて決めたいモノが出てきます。

すぐに処分出来そうなモノだけでも先に減らしておくと、精神的な負担感は軽減されます。

他の家族や親しい人と一緒に故人の思い出話をしながら進めると楽に進められる場合もあります。

残すか処分するかどうしても決められないモノは、一旦は自分の思い出のモノとして保管することによって一歩前に進める場合もあります。

故人を失った悲しい気持や辛い気持は時間が優しく解決してくれる部分がありますので、無理だと思ったモノに関しては無理に処分するのは避けて、時間の経過と共に心の底から納得できるまで待っているうちに整理できるタイミングが訪れてきます。

気持の整理がついたタイミングで進めるケースのまとめ

気持ちの整理がなかなかつかない場合はプロの遺品整理業者や家族や友人と一緒に進めると良い。

期限を決めて進めていくケース

しかしいつまでも永遠に遺品整理をしないでおく訳にもいきません。

また、気持ちの整理がついていても忙しかったり、遠方で大変だったりして時間だけがダラダラと過ぎてしまうパターンもあります。

最初はやろうと思っていたのに、時間の経過と共に気持ちが薄れてだんだん億劫になってしまう事もあります。

同居の家族が亡くなったケースでみると、故人のお荷物が完全に整理が出来るまでの期間は平均して約8年もかかると言われています。

遺品整理に関わる家族で、目途となる日程を話し合っておくと良いでしょう。

例えば、1回忌が過ぎるまでに整理を終えようとか、3回忌が済むまでに片付けておこう等と大きな目標を決めておけば、意識もそこに向いて少しずつでも進んでいくでしょう。

しかしながら、相続税が発生する場合は急ぎます。

亡くなった方が遺された財産が、相続税の非課税枠を超えていた場合は、亡くなられてから10カ月以内に書類を作成して税務署に届けなくてはならない法律があります。

相続税を算出する為には、まずは遺品整理を行い、相続財産の価値を調べて、税の申告と納税をする必要があります。

このような場合はのんびりと遺品整理をしている暇はありません。

意外にも10カ月はアッと言う間に訪れてきますから。

<期限を決めて進めていくケースのまとめ>

相続人や家族と遺品整理を終える目標を掲げましょう。1周忌や3回忌等と法要に合せると目標が立てやすいです。

相続税が発生する場合は早めの目標設定にしましょう。

まとめ

如何でしょうか。

遺品整理をいつから始めるのが良いのか4つのケースに分けて解説しました。

遺品整理にお困りの方はどうぞナナフクまでご相談くださいませ。

長年の経験と実績を兼ね備えたナナフクでしたら、遺品整理のどんなお困り事にも対応させて頂いております。

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