遺品整理はいつからスタートするのがうまくいくのか?オススメの時期について
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
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大切な家族や親族が亡くなると、ゆっくりと悲しむ暇もなく諸々の事に追われます。
まずはお通夜や葬儀のこと。
短期間に数多くの項目を決めていかなくてはなりません。
葬儀が終ったら、次の法事はいつするのか決めなくてはなりません。
それと同時に遺品についてどうすればいいのか目の前に迫ってきます。
遺品整理をするのにベストタイミングはいつなのでしょうか?
今回の内容はそれについてお伝えします。
そもそも遺品整理はいつまでにしなくてはならない、といった明確な時期が定められている訳ではありません。
何かマナー的な決まりごとがある訳ではないのです。
つまり自由に始められるのです。
それ故に、人によって故人に対する想いや考え方の温度差が出てきます。
そこで、遺品整理を始めるにあたってある程度の知識を持っていれば、回りの人との話し合いも進めやすくなるでしょう。
① 状況から判断するパターン
故人の住まいをすぐに退居しなくてはならない場合はスピード感を持って対処することが求められます。
家賃が発生し続けるから、なるべく早く遺品整理をしておく必要がある場合。
亡くなったらすぐに退居をしなくてはならない住まいの場合。
それから相続税が発生する場合も急ぎます。
亡くなった方が遺された財産が、相続税の非課税枠を超えていた場合は、亡くなられてから10カ月以内に書類を作成して税務署に届けなくてはならない法律があります。
相続税を算出する為には、まずは遺品整理を行い、相続する財産の価値を知らべ、税の申告と納税をする必要があります。
このような場合ものんびりと遺品整理をしている暇はありません。
意外にも10カ月はアッと言う間に訪れてきますから。
しかし、そのような状況ではなくて、急いで退居の必要性がなければ時間的な余裕が生まれてきます。
② 四十九日を終えてから進めるパターン
日本人の多くが仏教形式で葬儀を執り行います。
その場合、仏教では亡くなられた方の魂は死後四十九間まだ現世を彷徨っていて、それを過ぎると新しい世界へと旅立っていけると考えられています。
ですから、四十九日を迎えるまでは、亡くなられた方の魂はすぐ側にいるので、急いで整理をするのを嫌う人が多くいます。
しかし、いつまでもそのままには出来ないので、話を切り出すタイミングとしては四十九日で親族が集まった時に話題にしたり、きっかけにしたりするとスムーズにいくでしょう。
形見分けをするにしても関係者が集まった時に、全員が納得した上で進めるともめ事も回避出来ます。
➂ 気持の整理がついたタイミングで進めるパターン
もし時間的に可能でしたら、気持ちの整理がついた時に進めていくのが一番望ましい方法になります。
故人との関係性や繋がりや、思い出の深さによって、遺品整理をする気持ちにはかなりの差が出てきます。
すぐにでも始められ人もいれば、何年経っても辛くて悲しくて出来ない人もいます。
家具や家電は整理が出来ても、写真や手紙や、故人が生きている時に大切にしていた物については辛くて進まない人もいます。
モノと気持ちは濃い関係があります。
気持ちの整理がついていないのに、無理矢理に進めると自分の心がとても傷つくことになります。
家族間でも気持ちの温度差はあります。
気持ちの整理が早い人が、なかなか出来ない家族に対して強く迫るのは、両者の人間関係をおかしくしてしまうことになったりします。
それが故人を悲しませることにもなります。
可能な限り、気持ちの整理がつくまで待って行うと良いでしょう。
④期限を決めて進めていくパターン
しかしいつまでも永遠に待ち続ける訳にもいきません。
また、気持ちの整理がついていても忙しかったり、遠方で大変だったりして時間だけがダラダラと過ぎてしまうパターンもあります。
最初はやろうと思っていたのに、時間の経過と共に気持ちが薄れてだんだん億劫になってしまう事もあります。
同居の家族が亡くなったケースでみると、故人のお荷物が完全に整理が出来るまでの期間は平均して約8年もかかると言われています。
遺品整理に関わる家族で、目途となる日程を話し合っておくと良いでしょう。
例えば、1回忌が過ぎるまでに整理を終えようとか、3回忌が済むまでに片付けておこう等と大きな目標を決めておけば、意識もそこに向いて少しずつでも進んでいくでしょう。
如何でしょうか。
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