掃除が嫌いになったり苦手になった理由!掃除道具の収納が間違っていた
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
3月に入り、春の訪れを少しずつ感じるようになりました。
寒いと窓を開けて掃除をするのは億劫になりがちですが、出来れば一日の始まりの朝には窓を開けて、家の中の空気を新鮮な外の空気と交換するのがおススメです。
家の中の空気はそのままだと目には見えないですが濁っています。
3分くらいでもいいので朝一番に窓をあちこち開けて空気の入れ替えをやってみませんか?
さて、あなたは掃除が好きですか?
嫌いですか?
掃除の大変さは、その汚れ具合によって変わってきます。
サッと掃いたらすぐに取れるホコリのレベルの汚れから、しっかりと洗剤を使ってゴシゴシと力を使って落とす汚れまで様々です。
誰もが願うことだと思いますが、出来れば簡単にサッと掃除を終わらせたいものですよね。
それには色々とコツがありますが、今回はそのうちの一つについてお届けしたいと思います。
掃除道具の置き場所が、楽に掃除が出来るかどうかの分かれ道になることを知っていますか?
よく片付けの収納の基本的な考え方の中に、「グループ分けをしてまとめて収納をしましょう」と言う考え方があります。
使うモノをグループに分けて、それらを一緒にして収納しましょうと言う訳です。
例えば、玄関で靴を磨きたい時には「靴のメンテナンス用品」として一つの箱かカゴにまとめてあったら便利ですよね。
靴の汚れを落とすブラシ、汚れを落とす靴クリーム、靴を磨く為のクロス、仕上げ用の防水スプレー等、靴の手入れに関するモノがまとめて収納してあったら便利なのは想像がつくと思います。
キッチンでもこのような場合にはグループ収納をする人が多いです。
ケーキを作る時に使うグッズをまとめておく。
ケーキを焼く時の丸や四角い型、ハンドミキサー、クッキーの時に使う様々な型抜き等がまとめてあれば、いざスイーツを作ろうと思った時にはすぐに取りかかれます。
メイクをする人はメイクグッズがまとめてあったら便利、ペットを飼っている人はペットに関する用品がまとまっておいてあると管理が楽になります。
それでは掃除道具に関してはどうでしょう?
ある片付け上手な人がいました。
その人はモノをグループに分けて収納するのが得意な人でした。
掃除道具もそのようにしていました。
階段下にある収納庫にまとめていました。
掃除機、床用のワイパー、雑巾、ハンディモップ、ブラシ、スポンジ、ドライシート、洗剤、フローリング用のコロコロ(ガムテープで埃を取るグッズ)等様々なモノがあります。
それら掃除道具を一か所にまとめて収納していたのです。
収納の大きな枠で考えると間違ってはいませんし、これで掃除が楽に出来る人もいます。
しかし、この人は掃除が面倒臭くてたまらなかったのです。
掃除道具はバッチリ揃ってましたが、何故か不便に感じて掃除が嫌いになっていました。
どうしてでしょう?
何が原因でそうなったのでしょうか?
大きな原因は、全ての掃除道具をまとめて収納していたから。
ではどこに収納するのがベターなのでしょうか?
収納の考え方にはもう一つ重要な考え方があります。
それは「使う場所に置く」です。
こちらの考え方の方が先程の「グループに分ける」よりも重要度は高いです。
洗面所ですぐに歯みがきが出来るように、普通私たちは歯ブラシ、歯みがき、コップなどは洗面所に置きます。
毎日何度も使うモノになるので、いちいちどこかに仕舞いこまずにすぐに手が届く場所に置きますよね。
キッチンで洗い物をする為には、すぐ側にスポンジや洗剤があると思うのです。
掃除道具も同じように考えると解決策は見えてくると思います。
「あ!今すぐ埃を取りたい」とリビングで思った場合に、わざわざ離れた場所まで道具を取りに行こうとしたらどこか心理的に邪魔が入ります。
「面倒くさいな。また後でしよう」と。
でも、もしリビングに掃除道具があればどうでしょう。
数歩歩いたら手が届く場所にあったらその思いは湧き起らないでしょう。
掃除道具一式でなくていいので、いつもよく使う部屋とか、小さいお子さんがいたりペットの毛が落ちたりして、気になる方はリビングに掃除道具があった方がいいです。
その場合、「隠す収納」テクニックを使い、カーテンの後ろやテレビボードの後ろなど死角になる場所を捜してみましょう。
こんな時こそデッドスペースをうまく活かして収納を試みてみましょう。
もっと気軽にササっと掃除をしたい方は「掃除をする場所の近くに道具を置く」ことを念頭に収納場所を見直してみてください。