後悔しない遺品整理を!何でもかんでも捨てればいい訳ではない
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
遺品整理の時のモノの扱い方ってどんなイメージがありますか?
ほとんどの方は「一気にモノを捨てる」「何もかも捨てる」「迷っている暇なんてない」のようなイメージではないでしょうか?
これは間違っているイメージではありません。
遺品整理業者に依頼した時には、大抵の場合は大きなトラックが数台きて、そこに不用品をどんどん積み込んで、家の中を空っぽにする感じになります。
しかし、捨てたくないモノも当然あります。
そのような場合には事前に別の場所に移動させておいていただくか、不用品回収の当日は確実に残しておいて後日に移動させていただくかのどちらかになるパターンが多いです。
親御さんが大切にしていた趣味のモノ、珍しい骨董品、ピアノや琴などの楽器、高価な貴金属品、思い出のアルバムなどをそのようになさる方が多いです。
事前にこれは残そう!としっかりと判断して仕分けが出来ている場合は大きな問題は起こらないのですが、ギリギリまで迷う場合があります。
そのような時にはどうしたらいいのでしょうか?
結論は「迷って判断がつかないモノは一旦キープ」です。
なぜなら一度業者さんに頼んでトラックに載せたモノはよほどの事がない限りもう二度と戻ってきません。
後から悔やみそうだなと思った場合は無理をして処分なさらずにキープしてください。
かつてこのような方がいました。
母親の遺品整理を業者さんに頼みました。
着物が大好きだったお母さんには和タンスに沢山の着物や着物関係の小物がありました。
着物にはお母さんの思い出が沢山詰まっています。
娘であるお客様は迷いました。
しかし、自分が住んでいる家には引き取っても置き場所がないし、自分も着物はほとんど着ないから仕方がないけれど処分するしかないと思ったのです。
思い切って後ろ髪を引かれる思いで着物全てを処分されたのです。
しかし、日が経つに連れて母への想いと共に、母親が大事にしていた着物を全て処分してしまった後ろめたさに襲われるようになりました。
「どうして全部捨ててしまったんだろう」
「たとえ少しでも残せば良かった。」
「お母さん、ごめんなさい」と言う想いに支配されるようになりました。
迷ったあの時に、もう少し気持ちの余裕があれば何枚かは残したのにと悔やんでも悔やみきれません。
そうなのです。
一度遺品整理として処分されたモノは二度と戻ってこない覚悟が必要になってくるのです。
迷うモノは残しておきましょう。
気持ちに蓋をして無理に処分することはないのです。
迷ったらとことん迷い切りましょう!
その結果、はやり処分することになったとしても心の整理をしてから手放しているので精神的なしんどさはかなり軽減されていますから。
迷ったモノが多すぎて、それでかえって気持ちがしんどくなる場合があります。
そのような場合には、「期間を設ける」ことでけじめをつけていきましょう。
区切りがいい期間を自分で設定するのです。
1カ月、3カ月、半年のように。
長くても1年以内にはけじめをつけるようにしましょう。
亡くなった方の法要のタイミングを意識するといいのではないでしょうか?
「長くても一周忌までには」と決めておくのはいかがでしょう。
迷ったモノは一旦キープして考える時間を持ちましょう。
自分が使えないか考えてみる。
それが無理なら誰かにあげられないか考えてみる。
それも無理なら、売ることは出来なないか。
リメイクはできいないか考えてみる。
色々考えて悩んだとして、最終的に処分することになったとしても、充分な時間を取ってモノに向きあっている間に自分の心は納得しています。
処分する前に一度でいいから使ってみるだけでも心は癒されたりします。
後悔がない遺品整理を是非ともしていただきたいです。
せめて後悔が少ない遺品整理をどうぞして下さい。
遺品整理でお困りの時にはどうぞナナフクまでご相談下さい。
誠実な真心サービスを提供させていただいております。
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