大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
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家の中にモノが多くて困っている方は多いですが、そのモノの状態によって大きくこのように分類されます。
「ゴミ屋敷」「物屋敷」「混合タイプ屋敷」の3つのパターンに分類されます。
それぞれの意味と、いざ片付けようとした場合どのタイプが最も困難になるのか解説します。
目次
まず1つ目の「ゴミ屋敷」について。
ゴミ屋敷と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。
よく雑誌やテレビで特集や番組として取り上げられて、見たことがある方も多いのではないでしょうか?
一般的には「ゴミ屋敷」とはどういう状態を指すのでしょうか?
ゴミ屋敷とは、大量のゴミなどの不要物や物品が屋内や敷地内に放置された状態を指します。
庭先にも溢れていたり、家の前の公共道路まで溢れていたりするので、周囲の人からもゴミが堆積していることがすぐに分かるような状態になっている場合が多いです。
ゴミ屋敷は周辺住民に大きな迷惑や問題を引き起こしています。
いたずらによる「放火や不審火の不安」「害虫の発生」「悪臭」だけではなく、見た目からくる不快感等の「精神的苦痛」、ゴミ屋敷がある影響でその周辺の土地や家屋の財産的な価値を下げてしまう「経済的な損出」など挙げられます。
また周辺への被害だけではなく、住んでいる人自身も生活の環境が悪くなり健康被害を招いたりします。
ゴミ屋敷の状態は、一般的には家中にゴミが積まれています。
中には天井近くまで高く積まれていて奥に行けない状態もあります。
普通に生活できる空間がほとんどありません。
例えばベッドの上にも衣類や食品が乗っていてダイニングテーブルのちゃんと寝ることが出来なくなっていたり、ダイニングテーブルの上にもモノが積まれており普通に食事がとれない状態になっていたり、タンスがあっても衣類の管理ができていなくて床の上に衣類が山のようになっていて、タンスを開けたり引出しを開けたりが出来ない状態になっていたりします。
つまり全くモノの管理がなされていない状態で人間が生活をすることが出来ないレベルの状態の住居がゴミ屋敷です。
ゴミ屋敷とほとんど近い内容にはなりますが「ゴミ部屋」と言う呼ばれ方をする家もあります。
それは外から見ても分からない状態ですが、玄関を開けると家の中には足の踏み場がない程の大量のゴミや不要物が堆積しています。
例えばマンション住まいの場合は庭がないですし、玄関前は共有スペースだったりするので、外には出ないけれど、玄関ドアを開けると床が全く見えなかったり、奥まで見通せないくらいのゴミの山になっていたりします。
ゴミ屋敷が生まれる背景には「高齢化」「経済的貧困」「社会的な孤立」等が主な要因としてあるようです。
住民が迷惑をして困っていても、例えゴミであろうとも「個人のモノ」は「個人の財産」とみなされ、自治体の介入は難しくなっています。
しかし、社会的問題の大きさから、ゴミ屋敷への対応条例や要綱を制定している自治体も現在は100以上に増えたようです。
そのうちの26自治体は、実効性を持たせる理由で罰金や科料等の罰則規定を設けているようです。
しかし、まだまだゴミ屋敷の実際の調査は全国的にはされておらず本当の数字は分からないのが現実になっています。
ゴミであるかどうかの判断の難しさから困難していると言えます。
ではゴミ屋敷の片付けは難しいのでしょうか?
もし持ち主本人が片付けたい意思さえあれば片付けは出来ます。
その場合、片付けで必ず出てくる「迷い」がほとんどないです。
モノを残そうか?捨てようか?普通は色々と考えながら迷いますが、ゴミ屋敷の場合はなくて普通は全て処分する作業になります。
モノの仕分け作業がなくて、ただ「捨てる」作業がメインになってきます。
ですから、片付けようとした場合、物量が多いので大変な部分はもちろんありますが、いざスタートすると淡々と処分する為に箱に入れたりビニール袋に入れたりする作業になります。
次は「物屋敷」について。
ゴミではないけれども、とにかくモノが多い状態の家です。
部屋中が整理整頓されておらず、必要でないモノと必要なモノが混在しています。
ゴミ屋敷のように天井近くまで積まれている程の物量ではなく、とにかく単純に部屋がごちゃごちゃしているイメージになります。コレクターに多いのですが、趣味で集めたモノが大量にあるケース。
人形だったり、楽器だったり、ビデオやCDだったり、漫画だったり、応援する野球やサッカーチームのグッズだったり、好きなアーティストのグッズだったりします。
それからこのようなケースもよくあります。
生活用品をとにかく大量に買っているケース。
洗剤やシャンプーや防虫剤やマスクや入浴剤やら生活消耗品が大量にある家。
安いとつい買ってしまう買物症候群のタイプに多いです。
沢山あったらとにかく安心な心理や、何かあった時に困らないようにと心理が働いて買っておくタイプにも多いです。
食品が多かったり、衣類やバッグや靴が多かったりもします。
ゴミ屋敷ではなくて、使えるモノが多いのですが、自分で管理ができる量を超えてしまっているのがお困りポイントです。
このような物屋敷の方が片付けようとすると、もちろん片付けることは出来るのですが、全部が捨てられるようなゴミではないのでモノは多くは減りません。
残したいモノが多くあるので、考える事もおおいですから時間はゴミ屋敷片付けよりもかかってしまう場合が多いです。
物屋敷の方の片付けの場合にまず必要なのは「心の整理」ではないでしょうか。
「何をどの量まで持つのか?」自分の心の整理をしないと前には進めません。
多くのモノがあるので、種類に分ける仕分け作業にも時間がかかるでしょう。
最後に取り上げたいのは「ゴミ屋敷と物屋敷の混合タイプ」になります。
文字の通りに、家の中にゴミとそうでないモノとが混在している状態です。実はこのタイプが最も厄介になります。
片付けようとした場合に最も時間を要するのがこのタイプになります。
時間をかけて積み上がってきた多くのモノの中に、ゴミと大事な思い出のモノとまだ使えるモノがまざっているのです。
持ち主本人もどこに何があるのか全く把握できていない事が多いので、一つ一つ時間をかけて吟味しなくてはなりません。
考えたり迷ったりする時間が多くなります。
一気に処分することは難しく当然かなりの時間を要します。
物屋敷の住人でも、環境の変化や気持ちの整理がなされていて「一気に処分してスッキリさせたい」思いがはっきりとしていれば短時間で片づけることが出来ますが、なかなかそこまでの判断をされる方は少ない傾向にありますので、どうしても時間がかかってしまうのです。
まとめ
さて、あなたはどこかのタイプに属していますか?
いずれにしても、自由に家の中で動けない程のモノが溜まるともはや一人で片付けるのは相当難しくなりますので、そんな時は周りの力を借りて下さい。
モノが原因で病気になったり怪我をしたりする前に!
安全に安心して過ごせる為に!
何とか一人で頑張ろうとせずに周りの助けを借りて下さい。
最初の一歩が動き出したら、進める人も多いです。
どうしても周りに頼める人がいない場合は、どうぞナナフクにご相談下さい。ナナフクなら、不用品の回収、モノの仕分け作業、買取サービス、ハウスクリーニング、リフォームや引っ越し等総合的なお手伝いが出来ます。
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