家じまいの意味と必要性と失敗しない手順について解説

大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

最近はすっかり終活と言う言葉も浸透してきて、終活への意識も高まってきました。

その終活の一環として「家じまい」を考えたり検討したりする人が増えてきています。

しかしながらまだ「家じまい」についてよく分らない人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、家じまいの意味について、家じまいの必要性について、ベストなタイミングについて、具体的な進め方について詳しく解説します。

 

まずは家じまいの意味について

少子高齢化による人口減少、高齢者の増加、一人人暮らしの増加が私達日本の大きな課題になってきています。

特に高齢者の増加によって起こってくる問題のうちの一つが「家じまい」問題になります。

家じまいとは文字通り「家をしまう」「家を片付ける」ことを意味しますが、部分的な片付けではなく「家を全部片付けて処分する、あるいは処分しやすいような状態にしておく」ことになります。

自分達の次の代で引き継いで住んでくれる人がいない場合、自分の代で家を処分することを考えなくてはなりません。

最近、家じまいをする人が増えてきた理由には様々ありますが、主にこの5つのパターンが考えられます。

次に住んでくれる後継者がいないから

子どもや親族が遠方に住んでいて引き継ぐことが出来ないから

自分が施設に入居することになったから

建物が老朽化したから

今の住まいを処分して転居したいから、等があげられます。

転居の理由は、子ども世帯の近くに移り住む、子どもの家に同居をする、生活環境がよい便利な場所に転居する、バリアフリーされた管理が楽な自分サイズの住まいに転居する等が挙げられます。

これらの事情が複数絡み合って家じまいを考えるパターンもあります。

また、家じまいは誰がするのかと言えば、住んでいる本人がすることもあれば、高齢の親に代わって子ども世帯がする場合もあれば、親子で一緒に進める場合もあります。

 

次に家じまいの必要性について解説します

家じまいを考える時の親としての気持ちにはどんな想いがあるのでしょうか。

それは子どもに迷惑をかけたくないと言う不安からくることが多いです。

もし自分が亡くなったあと家が残って空き家になってしまうと、空き家を管理する子どもに大きな負担がかかってくるかも知れない。

子どもが遠方に住んでいた場合だと尚更その負担は大きくなるでしょう。

昔であれば、親が亡くなれば子どもが家を継いで住むことが多かったのですが、近年は核家族化が進みそれもだんだん難しくなってきています。

管理の手間や費用や時間がかかってくるだけではなく、もし複数人の子どもがいた場合、空き家の扱いや管理を巡ってトラブルになり人間関係が悪化したり、相続問題に発展したりする恐れもあります。

そうならない為にも、自分が元気な間に自宅を処分して現金化する対策を取る人もいます。

子どもへの想いから考えて家じまいの必要性が最も高くなりますが、自分自身のためにも大きな意味があります。

自分の5年先10年先を見据えて、少しでも元気なうちにもっと便利で環境の良い場所に移り住んでおくことは自分のためにもなるのはもちろん、子どもの安心感にも繋がります。

では、家じまいはどんなタイミングでするのがよいのでしょうか?

上記に挙げた必要性が出てきた時になりますが、自分でする場合には少しでも早く検討して進めていくのが望ましいです。

家を処分するのには、時間も費用も体力も使います。

自分で時間をコントロールできるうちに、自分で費用を払えるうちに、誰かの助けを借りるにしても自分が元気に動けるうちにしておくことをおススメしします。

家じまいをするのは人生にとって、大きな決断になります。すぐに決めてすぐに終えることができるほど簡単なことではありません。

気になり始めたら、回りの家族や友達に早めに相談をして情報を集めたり助けを求めたりしておくと良いでしょう。

もし、自分自身や親が賃貸物件に住み替える場合を考えるならば、年齢がいけばいくほど賃貸契約を結ぶのが難しくなるので、こちらも少しでも早いうちだとスムーズに進みます。

高齢になると収入の面や健康の不安から、賃貸契約のハードルが高くなってきます。

最後に家じまいの具体的な手順について解説します

5つの内容に分けて順を追ってお伝えします。


①その後の生活を決める

家じまいをしたあとどこにどのように暮らすのか明確にしていきます。

・自宅を売却して管理が楽な賃貸アパートやマンションに住む

・高齢者施設に入居する

・子ども達の家に同居をする

・子どもの近くに住む。

この4つパターンが主になると考えられますが、自分の年齢や体力や経済的なことを考慮しながら決めていきましょう。

今後の暮らし方をしっかりと決めないで、家じまいを進めるとうまくいきません。

充分に検討をしてから具体的に動きだしましょう。


②家族に事前に説明をして同意を得ておく

家じまいをすると言うことは、子ども達の大切な思い出の家がなくなると言うことになります。

今は一緒に住んでいなくても、実家に対する想いを確かめておく必要があります。

もし、まだお子さんのモノが実家に残ったままなら、そのモノを処分するのか、子どもが引き取るのか、モノへの対応も必要になってきます。

もし、家の側に大きな蔵などがあり、そこに先祖代々の貴重なモノがあったとしたら、優れた価値のあるモノがあったとしたら、それらをどう扱うのかも含めての相談になるかも知れません。

親だけで家じまいが出来るのであれば問題はないのですが、もし子どもの助けが必要な場合は子どもも交えての将来の計画を話し合っておく必要があります。


➂家をどうするのか決める

今住んでいる家をどうするのか決めておく必要もあります。

・売却する

・賃貸物件にする

・解体する

・今しばらくはそのままにしておく

この4パターンが考えられます。

売却を考えているなら、仲介に入ってもらう不動産会社に査定や見積もりに来ていただきましょう。

その場合は比較検討する為にも1社ではなく数社に頼みましょう。

売りたいと願っていても希望の時期にすぐ売れるとは限りません。

金額や時期など様々な条件を調べてから実際の片付け作業を進めていきましょう。


④荷物の整理をする

どこに住むのか、家をどうするのか決まったら次にすることは実際の片付け作業になります。

自宅にある全てのモノの整理になります。

この場合にも色々な方法があります。

・自分や子ども達で全てやる方法

・生前整理専門の業者や不用品回収の業者に頼む

・自分たちで出来るところまではやって、残りは業者に頼む

・仕分け作業も業者に頼む

・一気にやるのか?時間をかけてやるのか?

・一部だけ(例えば仏壇や着物など)を残してそれ以外を処分するのか?

家の売却や解体の時に、モノの処分含めて不動産会社に相談をしておきましょう。

・次に住む場所によって残す荷物の量を決める。

コンパクトな住まいになるのか?

高齢者施設に移るのか?

子どもの家で同居するのか?

それによって持って行ける荷物にも制限が出てきます。


⑤引っ越しをする

荷物がなくなったら次にすることは引っ越しになります。

④の荷物の整理の時に引っ越しのことも考慮しましょう。

処分するモノ、引っ越し先に持っていくモノと2分類になると思います。

引っ越しのことも考えて、持って行くモノは段ボールに詰めながら荷物の整理を行うと手間が省けます。


まとめ

このように家じまいをする時には時間をかけての「話し合い」と「計画」が絶対に必要になってきます。

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