大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
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夏には使う機会がグンと増えて大活躍する冷蔵庫ですね。
よく使うのですから、当たり前ですがよく汚れます。
頻繁に冷蔵庫の中身を出し入れしていると、知らず知らずのうちに汚れがたまっていきます。
そのまま放置していると、悪臭や雑菌の繁殖の原因になります。
冷蔵庫のドアを開けた時には汚れを見つけて「掃除をしなくては!」とその時には思うのですが、ドアを閉めてしまうと忘れてしまいがちになります。
冷蔵庫を開けたまま掃除をすると冷気が逃げるのが気になって、いつもはササっと簡単な水拭きだけで終わっている方が多いと思います。
普段の掃除にちょっと手間を加えて、さっぱりと気持ちのよい冷蔵庫にしませんか?
冷蔵庫は食べ物を扱う場所です。
口に入る物を扱う場所になりますので、キッチンの中でも特に清潔にしておきたい場所になります。
しかし、冷蔵庫についた汚れは簡単に拭き取れるものもあれば、「野菜の皮がこびりついてしまった」「調味料の汁気が垂れて固まった」「野菜や食品の細かいゴミが落ちて簡単に拭き取れない」等のように、厄介な汚れも多く存在しています。
よく年末にする「大掃除」の時に冷蔵庫の掃除もしたくなりますが、寒い時期には油汚れは落ちにくいのであまりおススメしません。
年末の寒くて忙しい時期には避けて、寒くない時期にもう少し小まめに掃除をする習慣を持ちましょう。
出来れば3ヵ月に1度くらいの割合で掃除をしておくと、大きな汚れにはならずにいつもさっぱりと気持ちのよい冷蔵庫を保つことが出来ます。
掃除のついでに中に入っている食材や調味料をチェックして、古くなった物は処分したり早めに食べ切ったりして、冷蔵庫の整理も兼ねて行いましょう。
(注意:冷蔵庫の掃除方法はメーカーによって異なります。 必ず取扱説明書を読み、ご自宅の冷蔵庫にあったお手入れを行ってください。)
いつもの簡単な掃除について
汚れたらすぐに水拭きするのがポイント。
汚れは時間が経つとどんどん固くなります。
すぐに拭けば力も洗剤も要りません。
時間があれば、アルコール除菌剤をスプレーしておくと除菌ができるのでおススメです。
少し丁寧な掃除について
冷蔵庫の4つの箇所について説明します。
①ドアポケット
ドアポケットの汚れが軽い汚れならそのまま外さずに掃除をしましょう。
この時におススメの洗剤は重曹です。
小さなボトルに100㏄の40℃くらいのお湯を入れます。
そこに小さじ1杯の重曹を入れてよく振って溶かします。
そしてスプレーをして汚れを浮かしましょう。
重曹は油汚れを落としますので、冷蔵庫の掃除には活躍します。
こびりついている場合は、ドアポケットを外してシンクで洗いましょう。
重曹スプレーをかけ、汚れに馴染んだら、スポンジや歯ブラシなどをつかってこすりましょう。
汚れが落ちたら、全体をお湯で洗い乾燥させて、最後はアルコールスプレーをして元に戻しましょう。
②製氷機
冷蔵庫の自動製氷機能はとても便利な機能ですが、給水タンクのお手入れが忘れられがちになります。
しかし、ここも水垢が溜まりやすい箇所なので小まめな掃除が必要です。
吸水タンクを取り出して外せるパーツは全て分解してお湯で洗いましょう。
この時には洗剤を使わない方法をお伝えします。
洗剤を使ってそれが万が一容器に残ってしまったら、口に入ってしまう恐れがあります。
40℃くらいのお湯を使って、柔らかいスポンジを使ってタンクは洗いましょう。
スポンジでは汚れに届かない場合には、歯ブラシや綿棒や爪楊枝を使って細かい汚れを落としましょう。
➂冷凍室
冷凍室に入っているモノは一旦保冷バッグに保冷剤と一緒に移しておきましょう。
その時に整理して、長期間入れたままになって品質がおかしくなっていないかチェックをしておきましょう。
冷凍室の汚れは凍っていますので、こびりついています。
40℃のお湯で絞った布巾で汚れを溶かしましょう。
溶けたら、スポンジや布巾でもう一度しっかりと拭きあげましょう。
仕上げは除菌用のアルコールスプレーを吹き付け、キッチンペーパーで拭き取れば終了です。
④パッキン
冷蔵庫のドアや引き出しには必ずパッキンがあります。
そこが汚れています。
小さな部分なのであまり気に留めない方も多いと思いますが、うっかり忘れているので汚れはかなり溜まっていることが多いのです。
ここは細かい部分なので、小さな道具を使いましょう。
まずは40度のお湯で作った重曹スプレーをたっぷりとかけます。
下に垂れてきますので、キッチンペーパー等で染み込ませながらしましょう。
歯ブラシ、綿棒などを使いながら汚れを落としていきましょう。
それでも無理なら、メラミンスポンジを小さくカットして、割りばしか爪楊枝に刺してこそぎとりましょう。
使わない布を小さくカットして、それを割りばしの先端に丸めて掃除をするのも良いです。
このようにして、冷蔵庫の掃除は「重曹スプレー」「アルコールスプレー」「小さな道具」をうまく利用してこまめに掃除をしていると、年末に改めて大掃除をしなくても済みます。
いつでも安心して使える清潔な冷蔵庫を目指しましょう。
掃除の前の大前提として、庫内にあまりたくさんの食品を詰め込まないようにしましょう。
種類に分けてカゴ収納などをしていると、中を拭く時には短時間で楽に掃除ができます。