遺品整理と生前整理がミックスの片付け!スムーズに進める方法について解説

遺品整理と生前整理がミックスの片付け!スムーズに進める方法について解説

 

 

大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

遺品整理と生前整理を同時にしなくてはならない事態になってお困りになる方がいらっしゃいます。

遺品整理と生前整理の大きな違いは「持ち主が生きているか、亡くなっているか」が大きな別れ目になってきます。

持ち主が生きている方の物を整理するのが生前整理で、亡くなっている方のお荷物の整理が遺品整理となります。

その家のご家族様の立場や状態によって、どちらか一方の片付けではなくて一気に両方を進めなくてはならない場合が出てきます。

一人の方の遺品整理だけでも大変な作業になってきますが、それが何人かの整理が複合的に絡んできたら更に大変な作業になります。

今回は、どのようなパターンでそのような状態になるのか?

どのようなことに注意をしながら進めればスムーズにいくのかについて伝えします。

具体的な例を出しながら解説したいと思います。


夫の実家の片付けに困っていたAさん

Aさんは70歳代の女性。

夫の実家の片付けに頭を悩ませていました。

元々は夫の両親が住んでいた大きなお屋敷。

いつかは息子家族との同居を望んでいた親が2世帯住宅を建てたのです。

しかし、それは実現することはありませんでした。

二階も合わせると7LDDKKの大きな間取りです。

義父は既に他界しておりました。

義父が亡き後、夫だけが実家に母親と住んでいました。

しかし義母は100歳を過ぎてから施設で生活をするようになり、夫だけが住んでいましたが、その夫も大きな病気を抱えるようになり、実家に一人で住むことが出来なくなりました。

そのうちに夫も施設で暮らさなくてはならなくなりました。

つまり夫の両親が建てた家には誰も住んでいない状態になりました。

家の中に残っているモノは3人のモノです。

亡き義父のモノは遺品整理になります。

しかし、生きていらっしゃる義母と夫のモノに関しては生前整理となります。

さてこれら3人のモノに対してどのように向き合えばよいのでしょうか?

Aさんはどうしたのかについてお伝えします。

 

義父の遺品整理

衣類や日用品や本などはどんどん処分ができました。

しかし書類については、確認しながらの慎重な作業となりました。

 

義母の生前整理

100歳を超えた義母がまた元気になって家に戻ってくることは残念ながら考えにくい状態です。

行動範囲は狭く、今施設にあるモノがあれば充分に生活ができます。

ですから、ほとんどのモノが処分対象になりました。

依頼主の女性は「万が一の時に最期に着せてあげる衣類」だけ残してあとは処分するという判断をなさいました。

 

夫の生前整理

70歳代の夫も、また実家に戻って生活をすることは考えにくい状態です。

しかし、実家に対する愛着があり、治療の合間には時々でもいいので訪れたいとお考えでした。

ですから、この家の片付け目標はこのようになりました。

「時々夫が来た時に寛げるようにしたい」となりました。

実家に来た時に夫が必ず座る場所、必ず入る部屋をメインに整えていくことになりました。

このように、遺品整理と生前整理が混合した片付けの場合に大事になってくるのは「片付けの意味と目標」をきちんと決めてから作業を進めることが重要になってきます。


誰も住んでいない実家の片付けに悩んでいたBさん

Bさんは70歳になったばかりの女性。

誰も住んでいない実家の片付けに長年悩んでいました。

父親はかなり前に亡くなっていました。

母親は90歳を過ぎて施設で生活をするようになり、それからは誰も住んでいない実家になりました。

Bさんには弟さんがいましたが、その弟さんも病死をなさっており、実家の面倒のキーパーソンはBさんでした。

母親は施設暮らしではありますが、とても元気に暮らしていらっしゃいました。

Bさんは結婚をしていたので夫はいますが、お子さんいません。

そしてBさんは自分自身の病気の心配事を抱えていらっしゃいましたので、もし自分が母親よりも先に死んでしまったら、実家の困り事を夫に委ねなくてはなりません。

それが最も大きな不安でした。

施設にいるとは言え、まだ生きている母親のモノを処分するのにも抵抗がありましたが、夫に対する大きな責任が重く肩にのしかかり、実家の遺品整理と生前整理を同時にすることを選択されました。

 

父親の遺品整理

ごく一部の写真などを残してほとんど処分されました。

弟の遺品整理

全く片付けられていなかったので、全てBさんの判断で処分なさいました。

母親の生前整理

仏壇と着物と、万が一の時に着せてあげたい衣類だけを残されてあとは全て処分なさいました。

 

Bさんの場合は、まだ生きているうちにまるで遺品整理のような形で母親の生前整理をするのには心の葛藤がありましたが、自分に万が一のことがあった場合を想定して、どうしておくのが家族全員にとって安心で幸せなのかよく考えました。

その結果、実家の中にあるモノはほとんど処分なさいました。

そのようにしたことでBさんの心の負担はかなり軽くなりました。

いつかは取り組まないといけない事を先延ばしにしなくて良かったと安堵されました。


妻に先立たれたCさんの妻の遺品整理と自分の生前整理

Cさんは80代の男性。

奥さんに先立たれました。

妻が亡くなったあとにすぐにでも妻の遺品整理をしたかったのですが、妻の姉妹に反対されたので3回忌が終わるまで待ちました。

そして3回忌が済むとナナフクにご依頼をなさいました。

妻の遺品整理と一緒に自分の生前整理もしたいとご依頼でした。

 

妻の遺品整理

妻の姉妹に片付け前に来てもらい欲しい物は形見分けとして持って帰ってもらいました。

わずかな写真だけを残してほとんどを処分なさいました。

 

自分の生前整理

Cさんは天晴れなぐらいに、モノへの執着心がありませんでした。

これからの人生や自分の体力を考えてかなりのモノを処分されました。

エレベーターがない3階に住んでいたので、モノの処分が大変になるとお考えでした。

離れて暮らす子どもさんたちにもなるべく迷惑をかけたくない想いも強くお持ちでいらっしゃいました。

背広を着る機会はないからいらない。

妻が作ってくれた手編みのセーターも重たいからもう着ない。

趣味だった釣りも行けなくなったから釣り道具もいらない。

食器も自分が使うモノ以外はもう必要ないと思われました。

誰かを招く機会もないから、お客様用の食器もいらないと全て処分なさいました。

誰かを家に泊めることはないからと布団類も思い切って処分されました。


今回は3つの事例を挙げましたが、もっと様々なパターンがあります。

いずれにしても大事なのは、「何の目的があって整理したいのか」はっきりと気持ちが決まっていることです。

いつかしよう、そのうちにしようと先に延ばせば延ばすほど、問題点は大きく深くなっていきます。

このまま3年、5年と放置しておくとこの先どうなるのか、未来をしっかり見据えて現在の行動目標を立てることが肝心になってきます。

遺品整理や生前整理でお困りの場合はどうぞナナフクを思い出して下さい。

きっとお役に立てると思います。

遺品整理や生前整理の資格を有するスタッフが、お客様に寄り添いながら丁寧にサポートさせていただいております。

お客様のどんな悩み事にもお応えできるノウハウを持っておりますので、まずはどうぞナナフクまでお気軽にお問い合わせください。


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