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ペットの防災を考えましょう!災害時にペットも一緒に助かるための準備
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
全国各地で地震や水害が多く発生するようになりました。
いざとなれば避難行動を取りますが、もしあなたがペットを飼っていたとしたら、そのような時に一体どうすればよいのでしょうか?
ペットを飼っている人にとってはペットは家族同然のように大切な存在だと思います。
ペットの避難について考えたことがありますか?
今回は大切なペットの防災について述べたいと思います。
2016年の熊本地震の被災地では避難先におけるペットとの関わりで多くの問題が浮き彫りになりました。
ペットを飼う人はよくこのように考えています。
「我が家はペットがいるから自宅に住めなくなっても避難所でペットと暮らすのは無理だろう」と。
そして実際に、ペットがいる家庭で避難所にはいかずに車中避難を選んだ人が、長期間の車中暮らしでエコノミー症候群になりました。
ペットと共にテント暮らしを選んだ人はエアコンがないテント暮しで、熱中症にかかり命の危険に及びそうになった人もいました。
ペットの避難については2種類が考えられます。
共に避難所で暮らす「同伴避難」と別々の場所で暮らす「分離避難」の2種類です。
ペットの防災を考えた場合、人間と同じように「防災リュック」の備えをすることをオススメします。
せっかく一緒に避難が出来たとしても、まずは人間ファースト。
ペット用の物の支給はすぐには無理です。
もしあったとしても、それぞれのペットに合った物がタイミングよく支給される事は難しいでしょう。
大切な家族でもあるペットを守る為にも日頃からの準備をする必要があります。
ペットの備えはどのようなモノがあればいいでしょうか?
今回は犬の場合を取り上げてみます。
犬の場合の備蓄
まずはいつも食べているエサです。
万が一の時を考えて3ヵ月分は常に用意しておくことをオススメします。
大きな地震があった時には、たとえ自分が住んでいる地域が大きな被害を受けなかったとしても、物流がストップして、品物の入荷が遅れる場合もありますので用意しておきましょう。
それから、水です。
エサや水を飲ませる為の容器も必要です。
ペットによっては、いつもと違う容器になると嫌がって食べたり飲んだりしなくなる場合があります。
いつも使っているのと同じ容器を備えておくのもいいですし、普段から違う容器でも大丈夫なように慣れさせておくのも必要です。
ペット用のトイレシート。
これは沢山用意しておくと、万が一の時の補助として人間でも使うことが出来ます。
また、避難生活では「ニオイ問題」が深刻化する場合がありますので、消臭袋もトイレシートとセットで用意しておきましょう。
犬がお気に入りのおもちゃがあれば、それも避難用に用意しておくとよいでしょう。
避難生活にはクレートやキャリーも欠かせませんので,備えておきましょう。
ペットの情報ノート
犬についての情報を1冊のノートにまとめて書いておきましょう。
ノートに書く内容は、ペットが普段食べている食事について、アレルギーや飲んでいる薬について。
ペットの特徴やくせや習慣があればそれも書いておきましょう。
ペットの写真も貼ってあるといいです。
万が一、見失って捜索する場合には大きな手がかりになります。
出来れば飼い主と一緒に写っている写真もあるとよいでしょう。
情報ノートとは別にポケットアルバムに数枚の写真を入れておくのもよいでしょう。
他の犬とのコミュニケーション
お散歩を通じて知り合った他の飼い主とのコミュニケーションも大切です。
ペットの避難について情報交換をしておきましょう。
万が一避難所に連れて行けない場合もあるので、普段からの飼い主同士のネットワークや助け合いがあると、災害の助けになります。
普段のしつけも防災になる
ペットと一緒に避難するばあい、犬が嫌いな人や苦手な人や、アレルギーを持つ人もいます。
誰もがペットの受け入れを好意的にしてくれる訳ではないことを飼い主はよく理解しておく必要があります。
ペットと一緒に避難所暮らしをすると、臭いや鳴き声、衛生面や、噛みつく等のトラブルがあるかも知れないことを飼い主は認識した上で、普段からのしつけも大事になってきます。
無駄吠えをさせない、飼い主の命令に従う、決まった場所でトイレをさせる、等の普段からのしつけも防災になります。
また、クレートやキャリーにも普段から慣れさせておきましょう。
預ける場合に必要なモノ
避難生活が長くなると、どこかに預けると言う選択肢も出てきます。
その時にスムーズに預けられる為に必要なのは、ワクチン接種証明書や狂犬病の予防接種の証明書になります。
ペットの情報ノートにコピーしたものを貼っておくのもよいでしょう。
ペットを飼っている人は、災害時のペットの防災も人間と同じように考えておく必要があります。
大切なペットを守れるのは飼い主だけです。
日常生活の中に、万が一の災害時のことも考えて備えをしておきたいものです。
ペットの為の防災用品を収納したくてもモノが多すぎて場所を確保できない人は、是非とも家の片付けをして要らないモノは処分して、スペースを作りましょう。
もし片付けが一人では大変な場合には、どうぞお気軽にナナフクにご相談下さい。
小さな片付けから大きな片付けまで、どんなお困りごとにも対応させていただいております。
下記リンクよりナナフクの実績をご覧ください。