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思い出の整理方法は「思い出箱」を作って大切に保管をしましょう
大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
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自宅を片付けたくてもなかなか進まない理由として「思い出があるから捨てられない」と思う方はとても多いです。
モノと想いはセットになっている場合が多いので、その想いが強ければ強い程なかなか手放せなくなります。
しかし、私たち人間は生きてると思い出はどんどん増えていきます。
思い出があるからと言って際限なく残しておくとアッと言う間に家の中にモノが溢れてしまうでしょう。
どこかで区切りをつける必要があります。
思い出にも温度差が出てきます。
最初はとても強かった想いが時を経るうちに薄らいでくることもあります。
反対にいつまで経っても色褪せない思い出のモノもあると思います。
「思い出のモノ」と言っても、想いの濃さや、モノの多さや、収納スペース等を考えた場合、、やはりどこかで区切りをつけて向き合う必要が出てきます。
では思い出のモノはどうやって減らせばよいのでしょうか?
そして本当に大切な思い出はどのように管理すればよいのでしょうか?
日常使うモノと思い出のモノは別扱いにする
よく片付け現場で見かけるシーンですが、日常使うモノの中に実は大切な思い出のモノが埋もれてしまっている場合があります。
例えば食器棚の中に大切な人からもらったお土産の品物がそのまま置かれていたり、リビングのピアノの上にお子さんからもらった手作りの人形が他の雑多なモノと一緒にホコリまみれになって置かれてあったり、書類ケースの中に誕生日の時にプレゼントと一緒にもらったメッセージカードが他の書類や領収書と混ざって置いてあったりします。
片付ける時になってお客様にどうしますかと訊くと「これは大切な思い出のモノなので捨てません。残しておきたいです」と言うのです。
このような保管方法は良い方法ではありません。
間違って処分する場合もあるかも知れませんし、誤って壊してしまうかも知れません。
現在使っているモノと、大切に保管しておきたい思い出の品物は別の扱いにしましょう。
思い出の品物で、飾りながら大切にしたいならキチンと飾りましょう。
使いながら大切にしたいならキチンと使っていきましょう。
しかし、今は使わないし飾らないけれども大切に残しておきたいモノは、その場所からは別の場所に移動させて丁寧に保管することをおススメします。
まずはどんどん選び出して集める
最初から思い出のモノを減らそうと無理をすると時間がかかります。
気持ち的にしんどくなる場合もありますので、初めは残したいモノがあったら、何も考えずに選び出していきましょう。
その場合、最初は大きな段ボールとか大きな衣装ケース等を利用してそこに入れていきましょう。
まずは、現在使っているモノと思い出のモノをしっかり分けることが大切なのです。
これは自分のモノの片付けの時だけではなく、親御さんの家の片付けの時も同じようにしましょう。
一か所に集めるところからスタートします。
思い出の温度差と向き合う
そして沢山の思い出のモノを一か所に集めたあとにすることは、一つ一つ少し時間をかけて向き合っていただきたいのです。
その場合、品物を手に取って見たり触ったりして自分の心の変化を感じ取っていただきたいのです。
どんな想いが沸き起こってくるでしょうか?
「これからもずっと大事にしたい大切なモノ」
「亡き母が大事にしていたモノだからお守りのように持っていたいモノ」
「これを見ると当時の楽しかった時がはっきり思い出せるから、やっぱりずっと大事にしたいモノ」
もしそのように感じたとしたら、それはあなたにとっては本当に大切な思い出の品物だと言えます。
是非とも残しましょう。
しかし、「誰からもらったのか思い出せないモノ」
「あの時は嬉しくて大事にしたいと思ったけれども、今はそれほどでもないモノ」
「もっと他に大事にしたいモノがあるからこっちはもうなくてもいいかなと思うモノ」
もしそのように感じたとしたら、それはもうあなたにとっては残すべき思い出の品物ではなくなったと言えます。
モノと向かいながら、自分の心と向き合って、沢山の中から本当に大切にしたい思い出の品物を選び出していきましょう。
思い出箱で管理
さて残った思い出の品物はどのように扱えばよいのでしょう。
この時に是非ともおススメしたいのが「思い出箱」を用意していただきたいのです。
先程の仕分けの時に使った段ボール箱はここでは使いません。
大切なモノを収納するのですから、素敵な箱を用意しましょう。
あまり大きすぎる箱ではなく、自分が両手で持てるくらいの大きさが良いでしょう。
ミカン箱ぐらいが大きさの目安になります。
自分が好きな色の箱、好きなデザインの箱、ホコリが入らないように蓋付きの箱にしましょう。
自分用に何かカスタマイズするのも良いでしょう。
例えば、絵が得意な人は箱に絵を描いたり、好きな布地を外に貼ったり、蓋の裏にポストカードや子どもさんやお孫さんからもらった絵を貼ったりするのも素敵なカスタマイズです。
素敵な箱を選んだら、そこには素敵なモノを収納したくなるものです。
その箱に収納するのに本当に相応しいのか?
収める時にはもう一度自分の想いを確認しながら入れることが出来ます。
思い出箱の中身の整え方
箱の中にはどんなモノを入れればよいのでしょう。
手紙やメッセージカード、頂いたプレゼント、頑張った記念のメダル、旅行の思い出の品物など様々なモノがあると思います。
この時、箱の中に入れる時に何も考えずに入れると、箱の中がごちゃごちゃします。
箱の中も整理しておきましょう。
この時に2つのポイントがあります。
「立てられる物は立てて収納する」ことが1つ目のポイントです。
本や写真集や何か書類関係のモノを入れるならば、重ねて入れるのではなく、立てて収納しましょう。
ブックエンド等で仕切りをすると良いでしょう。
蓋を開けた時に上から見て何が入っているのかすぐに分かることが大切です。
2つ目のポイントは「透明の保存袋で見える化する」ことです。
手紙やメッセージカードや観劇や旅行の記念のチケットがもしあれば、中でバラバラにならないように種類に分けて袋に入れることをおススメします。
この時に使う袋は封筒や書類用の紙袋などではなく、中身がよく見えるジップ付きの保存袋は如何でしょう。
箱の蓋を開けた時に一気に目に飛び込んでくるようにしておくのがワクワクする思い出箱の作り方になります。
定期的な見直しをする
さて素敵な思い出箱が完成しました。
中にはキラキラする大切な思い出の品物が入っています。
ではずっとこのままキープでいいのでしょうか?
中に入れたい思い出の品物が増えた時には見直しをしましょう。
箱に余裕があって収められるならばいいのですが、増えてきた時にはもう一度モノと向き合う姿勢が大事です。
余裕を持って箱に収納できる量が理想的です。
もし親御さんの思い出の品物を整理してあげる場合には、同じように親が喜びそうな箱を用意しましょう。
箱を一緒にカスタマイズしたり、何を入れるのか一緒に考えたりするのは親子の良い思い出にもなります。
今まで知らなかった親の想いを知る良い機会になったりもします。
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