実家じまいを成功させる7つのポイント!スムーズに進める為には感情としっかり向き合いながらする 

大阪の遺品整理・生前整理を行うナナフクです。ブログをご覧いただきありがとうございます。

最近は空き家問題がどこの自治体でも大きな課題になってきています。

誰も住まなくなった実家をどうすればいいのか頭を悩ませている人も多いと思います。

自分の終活や生前整理を考えるにあたって、実家の片付けにも向き合わなくてはならないケースも増えてきています。

今回は多くの方がお困りの「実家じまい」についてお伝えします。

実家じまいの意味について、実家じまいの具体的な進め方、起こり得る問題点について詳しく解説します。

実家じまいの意味

少子高齢化による人口減少、高齢者の増加、一人暮らしの増加が大きな課題になってきています。

特に高齢者の増加によって起こってくる問題のうちの一つが「実家じまい」になります。

実家じまいとは文字通り、「家をしまう」「家を片付ける」ことを意味しますが、片付けではなく「家を全部片付けて処分する、あるいは処分しやすいような状態にしておく」ことも意味しています。

「実家じまい」がどのような状態の時に起こってるかと言えば、主に高齢の親が亡くなった後や独立した子ども達が家を出て、空き家となった実家の整理をしなくてはならない時です。

実家じまいには、実家の処分や財産の処理など多くの手順や内容が含まれます。

 

実家じまいをする理由

実家じまいをする人が増えてきたのには様々な理由が考えられます。主にこの5つの理由が考えられます。

親の逝去

親が亡くなった後、誰も実家に済まない場合は処分なります。

親の高齢化

親が高齢になり、介護施設などに入所となり、長期間にわたって実家を空けることになった場合、家を保持する意味が薄れてきて実家の整理が必要になります。

不動産の売買や賃貸

実家の土地や建物に価値がある場合、その価値が下がらないうちに売却や賃貸を考える場合があります。

その際には、家の中をキレイに整理してから市場に出す必要が出てきます。

遺産分割の準備として

親が亡くなり相続人で遺産分割を進める時には、家の中にあるモノや財産の整理を行い、資産の価値を全員が把握するために実家じまいが必要になります。

空き家にしないために

長期間放置された空き家は、防犯の問題や老朽化による家の劣化、近隣住人への悪影響などの問題を引き起こします。

空き家問題を避けるためには、早めに実家を処分しておくことは社会的にも意義深いことです。

 

これら5つの事情がいくつか複雑に絡み合って、実家じまいを考えるパターンもあります。

また、実家じまいは誰がするのかは、住んでいる親が自分でする場合もあれば、高齢の親に代わって子ども世帯がする場合もあれば、親子で一緒に進める場合もあります。

実家じまいの必要性について

住んでいる親が自分で進める場合を考えた場合、親としてはどんな想いがあるのでしょうか。

子どもにはなるべく迷惑をかけたくないのが親心でしょう。

もし自分が亡くなったあと家が残って空き家になってしまうと、空き家を管理する子どもに大きな負担がかかってきます。

遠方に住んでいた場合だと尚更その負担は大きくなるでしょう。

昔であれば、親が亡くなれば子どもが家を継いで住むことが多かったのですが、近年は核家族化が進みそれもだんだん難しくなってきています。

管理の手間や費用や時間がかかってくるだけではなく、もし複数人の子どもがいた場合、空き家の扱いや管理を巡ってトラブルになり人間関係が悪化したり、相続問題に発展したりする恐れもあります。

自分の5年先10年先を見据えて、少しでも元気なうちにもっと便利で環境の良い場所に移り住んでおくことは自分のためにもなるのはもちろん、子どもの安心感にも繋がります。

長い目で考えて、早めに考えて行動に移しておくことは、将来への不安をへらすことに繋がります。

実家じまいのタイミング

上記に挙げたような必要性が出てきた時が実家じまいのタイミングになってきますが、自分でする場合には少しでも早く検討して進めていくのが望ましいです。

家を処分するのには、時間も費用も体力も使います。

自分で時間をコントロールできるうちに、自分で費用を払えるうちに、誰かの助けを借りるにしても自分が元気に動けるうちにしておくことをおススメしします。

実家じまいをするのは人生にとって、大きな決断になります。

すぐに決めてすぐに終えることができるほど簡単なことではありません。

気になり始めたら、回りの家族や友達に早めに相談をして情報を集めたり助けを求めたりしておくと良いでしょう。

もし、自分自身や親が賃貸物件に住み替える場合を考えるならば、年齢がいけばいくほど賃貸契約を結ぶのが難しくなるので、こちらも少しでも早いうちだとスムーズに進みます。

高齢になると収入の面や健康の不安から、賃貸契約のハードルが高くなってきます。

実家じまいをスムーズに進めるための7つのポイント

目的の明確化

まず何のために実家じまいをするのか、その目的を明確にしましょう。

中のモノを全部処分して家を売却するのか?

実家のモノを整理して使えそうなモノは新しい住まいに持っていきたいのか?

賃貸に出すのでその為の整理なのか?

関わる家族で話し合って目的を決めることは、後のトラブルを避けるためにはとても大事になってきます。

家族との協議

実家じまいに関わる家族全員で話し合うことは絶対に大切なポイントです。

実家じまいの目的が決まれば、実際に動き出す前に家族会議を開いて、具体的な内容を話し合いましょう。

時期、役割分担、プロの業者を利用するのか、費用についてなど話し合ったり、分からない内容があれば調べたりしておきましょう。

整理の開始

要るか要らないか決めていきます。

「使えそうなので残すモノ」「処分するモノ」「思い出深いモノ」「貴重品」などのカテゴリーに分けます。

その時に間違いがないように、処分するモノには目印となる大きなテープを貼って、そこに「処分」と書いておくと良いです。

または、処分するモノはどこか1か所に集めておくのも良い方法です。

貴重品や重要書類の捜索はキチンとしておきましょう。

見つけたら蓋付きの箱に入れてしっかり確保しておきましょう。

どのようなモノが含まれるかと言うと「通帳」「印鑑」「遺言書」「不動産関係の書類」「金融機関や保険会社の書類」「現金」「商品券」「ジュエリー」「時計」などがそうです。

処分方法の決定

「販売」「リサイクル」「あげる」「廃棄処分」など様々な処分方法があります。

新品や使用感が少ない家電などは、リサイクルショップで販売することが出来ます。

アンティークなモノやコレクション品も、オークションサイトで販売することが出来ます。

リサイクルが出来そうなモノは社会還元をしましょう。

買い取り専門の業者もサイトで探して買い取ってもらえれば、様々なモノを手放すことができます。

大量のゴミや不用品や自分達で運び出せない家具などは、自治体の回収サービスを利用したり、専門の不用品回収業者に問い合わせたりしましょう。

家の処分

家を売却する場合は、不動産会社との相談が必要なってきます。

賃貸に出す場合は、修繕や清掃、リフォーム工事の必要も出てくる場合があります。

リフォーム工事を行うかどうかによって、どこまでの整理が必要になるのかも変わってきます。

不動産会社の査定が有利に進むためにも、実家をどこまでの状態にしておいた方がいいのかについての内容が変わってきますので、不動産会社と事前によく話し合う必要があります。

財産の分配

家族間で遺産分割協議を行い、財産を分配します。

協議が難しい場合には、専門家の助言を求めながら進めていきましょう。

各種の手続き

住所変更、公共料金の停止、保険の解約や変更など、様々な手続きが必要になります。

無駄な動きを減らすためにも、必要な手続きの一覧表を作成して、どの窓口に行けばいいのか、いつまでに行けばいいのか、その時に必要な書類等も調べてから行動に移しましょう。

実家じまいをする時に出てくる問題点について

実家じまいを進めるにあたって、様々な問題点が浮上する場合があります。

想定される問題点を先に知っておくことで、トラブルを避けることが出来ますのでいくつか挙げたいと思います。

大きく分けて3つの問題点が考えられます。

感情的な問題、物量の多さの問題、法的・税務的な問題です。

感情的な問題

実家には親の思い出、自分の思い出が詰まっています。

センチメンタルな気持になりやすいです。

簡単には進められない家族がいる場合があります。

そこに住んでいた家族にとっては心理的な負担がとても大きいことは事前に理解しておく必要があります。

処分方法や財産の分配方法を巡って、家族間で意見が食い違うことが生じて、対立や争いがおこることもあります。

家族でのコミュニケーションや時には外部からのサポートを求めることも大切です。

物量の問題

長年の間に蓄積された荷物は大量になります。

一度に整理や処分することは、非常に時間と労力がかかります。

必要ならば専門業者さんに依頼するのも一つの方法にはなりますが、今度はコストの問題が発生します。

ここでもやはり、家族間でのコミュニケーションが欠かせません。

不用品の処分や家の清掃、リフォームなど、外部業者を選定する際の判断が難しいことがありますので、事前のリサーチをしっかり行っておく、複数社からの見積りを取り寄せておくなどの事前準備があれば、大きなトラブルを避けることが出来るでしょう。

法的・税務的な問題

不動産の処分や賃貸にする場合には、市場価格や税金、リフォーム工事の必要性など多くの要因を考慮する必要があります。

また、相続税の申告、遺産分割協議書の作成に際しては、法律的な税務的な手続きが必要で、専門家の知識を求めなくてはならない場合があります。

円滑に解決するためには、やはり家族間でのコミュニケーションを深めた上で、必要に応じて専門家を頼りましょう。

具体的な荷物の整理方法について

最後に具体的な荷物の整理方法についてお伝えします。

実家じまいをするにあたって、処分するのか、賃貸するのか、新しい住まいに引っ越しをするのか最終的な選択が決まると、具体的なモノの片付けを考えるとが出来ます。

様々な方法があります。

 

✤自分や子ども達で全てやる方法

✤生前整理専門の業者や不用品回収の業者に頼む方法

✤自分たちで出来るところまではやって、残りは業者に頼む方法

✤仕分け作業も処分も全て業者に頼む方法

✤一気にやるのか?時間をかけてやるのか?

✤一部だけ(例えば仏壇や着物など)を残してそれ以外を処分するのか?家の売却や解体の時に、モノの処分も含めて不動産会社に相談をしておきましょう。

✤次に住む場所によって残す荷物の量を決める。コンパクトな住まいになるのか?高齢者施設に移るのか?子どもの家で同居するのか?それによって持って行ける荷物にも制限が出てきます。

まとめ

このように実家じまいをする時には時間をかけての「話し合い」と「計画」が絶対に必要になってきます。

もし専門の業者をお探しでお悩みならば、どうぞナナフクにお任せくださいませ。

ナナフクには一般社団法人生前整理普及協会の生前整理アドバイザーの資格を持ったスタッフが複数人在籍しております。

また遺品整理士の資格を有するスタッフもおります。

確かな実績と経験を持ったナナフクならどんなお悩みにもお応えすることができます。

不用品回収だけではなく、同時に引っ越しのサポートも行っております。

施設へのご入所や新しい住まいへの引越しも含めてサポートさせていただいております。

また、仏壇や人形などの簡単には捨てにくい物の供養処分の対応も行っております。

価値のあるモノの買い取りも行っております。

実家じまいをした後の、不動産の売却やリフォームや車の売却などのご相談も承っております。

また、法的なことや税務的なことも相談出来る専門家のご紹介も行っております。

実家じまいに関する全てのことをトータル的に承る事が出来ます。

ナナフクでは、見積もりが明快な全てまるごとのパック料金となっておりますので、安心してご相談いただけると思います。

スムーズな実家じまいを進めるために、ご家族様のよきサポーターとなって小さな事から大きな内容まで、誠実な対応をさせていただいておりますので、気になる方はどうぞお気軽にお問合せ下さいませ。


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