大阪の遺品整理・生前整理を行うナナフクです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は喪中のマナーについてお伝えします。
「喪中」とは近親者が亡くなった後の一定期間、家族が喪に服す状態を指しています。
この期間中には、特定のマナーや慣習が守られることが日本の伝統としてあります。
喪中の期間や具体的な行動は、家族や地域の慣習や、個人の信念や価値観や宗教観によっても異なってきます。
しかしある程度の常識的なマナーを知った上で、自分の置かれた状況や背景を考慮しながら適切に過ごすことは大切です。
目次
喪中の期間について
喪中の期間は故人との関係や宗教、宗派によって異なる場合がありますが、一般敵には以下のようになります。
・夫婦:1年
・親や子:2年
・兄弟姉妹:49日または1年
・祖父母:49日
・その外の親戚:49日
なぜ喪に服すのか?
伝統的に、喪中の期間に喪に服す慣習が存在する背景にはどのような理由があるのでしょう。
どのような理由や背景があって、喪に服す慣習が私達の文化となって根付いたのでしょう。
そこには様々な理由や考え方があります。
敬意の表現
亡くなった人への敬意を表すために、その人を想い追悼する期間として設けられています。
喪に服すことによって、故人を偲び、その死を深く受け止める時間を持つことができます。
家族の絆を深める
家族や親戚が亡くなった時に、その悲しみを共有することで、生きている家族や親戚間の絆を深めることができます。
心の整理
人が亡くなったとき、突然の死や予期せぬ死に対して、様々な感情や混乱が生じることがあります。
喪に服す期間は、そのような感情を整理して、心の平穏を取り戻すために期間として機能します。
時間が悲しみを癒してくれます。
社会的な配慮
亡くなった人の家族が喪に服すことで、外部の人々はその家族に配慮して接することができます。
喪中の家族が会社のイベントや祝い事に参加する際の気まずさを軽減させることができます。
宗教や文化
日本の多くの喪の慣習は、仏教や神道などの宗教的な考えに基づいています。
死後の世界への旅立ちや霊の安息を祈ったり願ったりする考え方が、喪に服す行為の背景にも大きな影響を与えています。
喪中に控えるべき行動について
喪に服す期間にはどのようなことを控えたり配慮した生活を送ればよいのでしょう。
祝い事を控える
喪中の間は、結婚式、成人式、誕生日会などの祝い事を控えるのが一般的です。
また新年の挨拶も控えることが多いです。
明るい行事やレジャーを避ける
遊園地で遊んだり、旅行に行ったり、映画や舞台を鑑賞したりの楽しい娯楽や行事も控えめに行うことが望ましいとされる場合が多いです。
派手な服装を控える
喪中の間は、派手な服や鮮やかな色の服装を避けて、控えめな色を選ぶことが一般的な過ごし方になります。
基本的に黒や紺、灰色などの地味で暗めの色の服を選びます。
白や明るい色、派手な柄のものは避けるのが一般的です。
デザインもシンプルで控えめなものを選びます。
フリルや大きなリボン、派手な装飾は避けるべきです。
特に、葬儀や法要の際には喪服を着用して喪に服す気持ちを表すのが常識的とされています。
派手な髪型やアクセサリーを控える
この期間は派手な髪型やアクセサリーは避け、シンプルで控えめなものを選ぶことが推奨されています。
特に大きな物や派手なものは避けた方が無難です。
派手な化粧やネイル
化粧は地味な色合いを選びます。
派手な赤やピンクのリップやアイシャドウは避けた方がいいです。
ネイルもシンプルな色、またはクリアネイルが望ましいです。
このような配慮は故人に敬意を示す意味合いもあります。
喪中はがきを出す
新年を迎えるにあたり、喪中であることを知らせるために「喪中はがき」を出すことが一般的です。
仕事や学校での行動
一般的仕事や学業は喪中でも続けることができますが、公の場での表彰式や受賞などの場面では控えることが求められるケースがあります。
喪中期間でもやってよいこと
喪中期間でも、日常生活は基本的には続けることができます。具体的にこのようなことは問題なくやってもよいことです。
仕事や学業
亡くなった直後や葬儀の際には休むことが多いですが、それを過ぎれば普段通りに仕事や学業を再開することができます。
日常の買い物や家事
生活必需品の買い物や日常的な家事は通常通り行っても差し支えありません。
友人や知人との交流
軽い食事やカフェなどの交流は問題ないです。
しかし、大きな宴会やパーティーは控えるのが一般的です。
遺品整理
四十九が過ぎた頃から、故人が残した荷物の整理をして構いません。
大体そのタイミングで始める方が多いです。
喪中の慣習やマナーは家族や地域、宗教や宗派によって異なる場合がありますが、自分の置かれた立場や回りの状況に応じて、適切に行動することが大切です。
周囲の人達や関係者とコミュニケーションを取りながら、自分自身の感情も大事にしながら喪中期間を過ごしましょう。
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