高齢者の片付けの6つのポイントと具体的なアドバイス

大阪の遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

ブログをご覧いただきありがとうございます!

超高齢化に進みつつある日本の社会です。

高齢者の割合はどんどん増えています。

昔とは違い、今は核家族化の時代でもあります。

高齢者の2人暮らし、あるいは高齢者の一人暮らしも増えています。

家の中の片付けを考えた場合、高齢者の方は身体的能力から考えて、若い時と同じような片付け方法では合わなくなります。

高齢者の片付けにはいくつかのポイントがあります。

今回は6つのポイントに絞ってお伝えします。

安全第一の片付け

高齢者は転倒しやすく、怪我をしやすいので、床に物を置かない事はかなり重要なポイントになります。

若い世代の片付けはインテイリア重視だったり、見た目に重きを置いたりしますが、高齢者の場合の最も大事な要素は「安全である」ことです。

具体的な工夫としては、滑り止め加工がしてある敷物を使用したり、十分な照明を確保したり、階段には手すりを設置したり、歩行スペースを広くする為に家具の配置の見直しをしたり、床の段差をなくしたりしましょう。

思い出のモノへの配慮

長年生活してきた物には思い出や感情が込められていることが多いです。

急に大量に捨てるのではなく、高齢者の気持ちを尊重し、一緒に整理することが大切です。

高齢になるに従って、行動は限られてきます。

しかし思い出のモノが側にあると、思い出をゆっくりと懐かしみながら、豊かな時間を過ごすことができます。

 

思い出の品物への配慮に関する具体的なアドバイスは以下のようになります。

「対話を大切にする」ことが最も尊ばれます。

高齢者とじっくり話をして、各品に込められた思い出や価値を理解します。

感情的な価値を尊重することが大切です。

「選択肢を提供する」ことも効果的です。

全てを保持することが難しい場合、どの品を手放し、どの品を保持するか選ぶ選択肢を提供します。

高齢者自身に決定していただくことで、処分の過程に対する抵抗感を減らせます。

「記憶を共有する」のも大変喜ばれます。

思い出の品にまつわる話を聞き、共有することで、高齢者が大切にしている記憶を尊重します。

これは、品物を手放す際の精神的サポートにもなります。

「思い出のコーナーを作る」こともかなり喜んで頂ける方法になります。

小さなスペースでもいいので専用のコーナーを設けて、特に大切な品を飾る「思い出のコーナー」を作ることは、その方の思い出の質をアップさせる効果があります。

段階的な整理をする

一気に勢いよく全部を片付けようとせず、小さな範囲から徐々に進めることで、負担を減らし、高齢者も適応しやすくなります。

小さく区切って少しずつ片付け作業を進めていきましょう。

段階的な整理についての詳細については以下のようになります。

「計画の立て方」については、部屋や物品のカテゴリーごとに整理の優先順位をつけます。

例えば、日常生活に影響が少ない部屋や、あまり使っていない物から始めると良いでしょう。

「小さなエリアから始める」ことも意識しましょう。

一つの部屋全体ではなく、一つの棚、一つの引き出し、あるいは一つの箱など、小さな範囲から整理を始めます。

小さな片付け作業なら短時間で負担なく進められます。

「時間を区切る」ことも大事です。

長時間連続して作業するのではなく、1時間や30分といった短い時間を設定し、その時間内でできる範囲の整理に留めます。

これにより、疲労やストレスを減らせます。

「休息を取りながら進める」ことも大事になってきます。

定期的に休憩を取りながら作業を進めることで、疲れにくく、効率的に整理を進められます。

使いやすさを考慮

日常的に使用する物は手の届きやすい場所に、使わない物は高い場所や奥の方に収納するなど、使いやすさを考慮した配置を心掛けます。

使いやすさを考慮するための具体的な方法は以下のようになります。

「日常的に使用するモノの位置を最適化する」ことが求められます。

よく使う物は、高齢者が容易に手に取れる高さと場所に置きます。

これには、キッチンの調理器具、日用品、衣類などが含まれます。

「使用頻度が低いモノの置き場所を変える」ことによって更に進化します。

使う頻度の低い物は、より高い場所や奥の方へ置くことで、日常的な生活の邪魔にならないようにします。

「引き出しや棚の整理」によって、日常の生活の快適度は更にアップします。

引き出しや棚を整理して、物が探しやすく、取り出しやすい状態にします。

「ラベルや大きな文字で表記をする」ことによって、もっと便利になります。

高齢者が物を見分けやすいよう、大きな文字や色分けを用いたタグやラベルを活用します。

清潔さを維持する

清潔な環境は健康維持にも繋がります。

定期的な掃除や整理を行い、清潔な生活空間を保つことが大切です。

清潔さの維持についての具体的な方法は以下のようになります。

まず大事な内容は「掃除をしやすい環境を作る」ことです。

家具の配置を見直して掃除しやすいようにします。

例えば、家具の間隔を広げて掃除機が入りやすくする、物を床に置かないなどです。

「ゴミの適切な処理」は当たり前のようなことですが、高齢者にとっては大事になってきます。

ゴミはこまめに捨てることで、室内が清潔に保たれます。

特に生ゴミなどは、臭いや害虫の原因になるため、定期的に処分することが重要です。

「換気をキチンとする」のも大切です。

室内の空気を新鮮に保つため、定期的に窓を開けて換気を行います。

これにより、湿気やカビの発生を防ぎ、空気の質を保ちます。

最後に「消耗品の補充」です。

掃除用具や洗剤などの消耗品を適宜に補充し、いつでも清掃が行えるようにしておきましょう。

掃除をする場所の近くに、掃除道具があると尚一層よいです。

サポート体制を作る

必要に応じて家族や専門の片付けサービスの支援を受けることも重要です。

高齢者一人での負担を軽減し、適切なサポートを提供することが大切です。

サポート体制の構築には、以下のような具体的な方法があります。

「家族や友人の協力」がまず挙げられます。

家族や友人に支援を求め、日常の家事や買い物、医療のアポイントメントの送迎などを分担します。

高齢者の社会的なつながりも保つために、家族や友人の訪問を定期的に促すことも重要です。

「ホームヘルパーや介護サービスの利用」によって、家事支援、身体介護、食事の準備などを行います。

これらの専門家のサポートにより、高齢者の自立を支援し、家族の負担を軽減します。

「医療機関との連携」を密にすることによって、 定期的な健康チェックや必要な治療を受けることが出来ます。

また、必要に応じて在宅医療サービスを利用することも検討します。

「緊急時対応計画の作成」をしておくことも推奨されます。

緊急時に備えて、連絡先リストを作成し、どのように対応するかの計画を立てます。

また、必要に応じて緊急通報システムを導入することも考慮しましょう。

様々なサポート体制を構築することで、高齢者は日常生活で必要な支援を受けることができ、より質の高い生活を送ることが可能になります。

また、家族や介護者の負担も軽減されます。

以上、高齢者の片付けを考える時の大切なポイント6つをお伝えしました。

これらのポイントに注意しながら、高齢者の片付けを行うことで、快適で安全な生活空間を作ることができます。

もし、高齢者の片付けを一人で抱えてお困りの場合には、どうぞナナフクまでご相談下さいませ。

ナナフクではあらゆるお客様のニーズに合せて、親切で誠実な片付け作業をモットーとしております。

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