災害時に子ども連れの避難!子どもと逃げる時の注意点とおススメ災害グッズ

大阪の遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

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東日本大震災から13年

今から13年目の3月11日は東日本大地震が発生した日になります。

最大震度7の巨大地震の被害に遭われて多くの方が命を落とされました。

私達は地震王国と呼ばれる日本に住んでいるので、度々地震について考えたり、準備をしたりする必要があります。

私達は家から逃げ出した時に避難所へと急ぎます。

今回は子どもを連れて避難をする時の注意ポイントについてお伝えします。

その前に、ここで一つ質問をさせてください。

「避難所」と「避難場所」と似たような言葉があります。

両者は意味が違うことを知っていますか?

曖昧な認識の方が多いようですので、ここでしっかりと理解をしておきましょう。

避難所と避難場所の主な違いは、その機能と目的にあります。

避難所(ひなんじょ)

避難所は、災害時に人々が一時的に避難し、生活できる場所です。

これには、地震、津波、台風などの自然災害時に安全を確保するための施設が含まれます。

避難所は、食料、水、医療支援、生活必需品の提供など、基本的な生活支援を提供することが期待されます。

避難所は、学校や公共施設などの建物内に設置されることが多いです。

要するに、避難所はより長期的な滞在と生活支援を目的とした場所であり、生活支援を受けられるケースが多いです。

避難場所(ひなんばしょ)

避難場所は、災害発生時に一時的に避難するための場所を指しますが、避難所ほどの生活支援サービスを提供することは期待されていません。

避難場所は、安全を確保するための一時的な集合地点であり、主に災害発生直後の緊急避難に使用されます。

これには、公園や広場など、屋外の開放的な場所が含まれることが多いです。

要するに、避難場所は災害直後の一時的な避難に適した場所で、主に安全な場所への一時的な避難を目的としています。

子どもを連れて避難する時の注意点

災害時に子どもを連れて避難する場合を想定してみます。

大人だけで逃げる場合とは違って様々な注意が必要です。

その際には、以下のような注意点を心掛けることが重要です。

必要な防災グッズと共に紹介致します。

事前の情報共有

子どもと一緒に避難経路や集合場所を確認し、緊急時の連絡方法を教えておきます。

大人とその時に一緒にいれば問題がないのですが、バラバラになった場合には事前の情報共有がかなり大事になってきます。

もし近くの小学校に避難するとしたら、単純に「小学校で待ち合わせ」とするのでは情報が足りません。

一斉に多くの人が集まってすぐに合流できない可能性があります。

ですからもっと具体的に決めておきましょう。

例えば「体育館のバスケットゴールの下で」」とか「○年○組の教室の前で」と言う具合にまず確実に集合できる具体的な場所をピンポイントで決めておきましょう。

この場合、外に設定するのは避けましょう。

避難する時間帯が夜だと顔が見えません。

季節によっては寒かったり暑かったり、もし雨が降っていたら長時間待つには適していません。

 子どもの安全確保

子どもを連れて避難する場合には、子どもから手が離れないように常に手をつなぐか、抱っこひもやベビーカーを使用します。

子どもが自分の名前、保護者の名前、住所、電話番号を言えるようにしておくと、万が一の際に役立ちます。

また、身につけるIDタグなども有効です。

必要な物資の準備

避難所の場所や避難時に持参するべき非常食や飲料水、物品(おむつ、ミルク、哺乳瓶、着替え、常備薬)をリストアップしておき、常に最新の状態に保っておきます。

季節に応じて防寒具などもプラスになります。

子どものストレス緩和に役立つグッズ

子どもは退屈してくるとグズリ始めます。

大きなストレスから、夜泣きをしたりワガママになったり、怖がって、じっとしていらなくなり動き回ったりします。

何もない状態でじっと我慢させるのは至難の業になります。

そこで、子どもが好きな「おもちゃ」があると気持ちが紛れて助かります。

その場合、適しているのは音が鳴らない物、あまり場所を取らない物で、避難用リュックに入る大きさになります。

例えば、絵本やお絵かきセット、トランプや折り紙などがおススメとなります。

子どもへの精神的ケア

災害は子どもにとって非常にストレスの大きな出来事です。

子どもの不安を和らげるために、冷静に話を聞き、安心させることが大切です。

子どもに対する親の最も好ましい態度は受け入れること、否定はしないこと、抱き締めることです。

状況が許す限り、お気に入りのおもちゃや絵本など、心の安定に役立つアイテムを持参しましょう。

健康管理と衛生

避難所では衛生状態が悪化しやすいため、子どもの手洗いや消毒をこまめに行い、感染症の予防に努めます。

子どもの体調を常に観察し、発熱や異常が見られた場合は速やかに避難所の運営スタッフや医療スタッフに相談します。

いつも常備している薬があればこのような時には安心に繋がります。

子どもが喜ぶ食品や飲料をプラス

災害用の食べ物も子ども好みの物をプラスすると良いです。

長期保存が可能で、調理が簡単または不要な物、そしてやはり子どもが好む味であることがおススメになります。

おやつや甘い物は精神の安定に繋がります。

それは大人でも同じです。

日頃から食べ慣れているおやつがあるのが望ましいです。

以下の食品を選ぶ際には、子どもの年齢や健康状態、食物アレルギーの有無を考慮することが大切です。

また、水分補給も重要なので、清潔な飲料水も十分に準備しておく必要があります。

災害時はストレスが多いため、子どもが好む味のものをいくつか含めると、食事時の安心感につながります。

具体的な食品例は以下のようになります。

レトルトパウチのご飯やおかず

加熱不要でそのまま食べられるものや、湯煎するだけで温められるもの。

インスタント食品

お湯を注ぐだけでできるスープや麺類。

缶詰

果物、野菜、魚肉など、開封しやすいプルトップ缶が便利。

ベビーフード

乳児や幼児向けの液体ミルク、粉ミルク、離乳食のレトルトパウチや缶詰。

ドライフルーツやナッツ

栄養価が高く、手軽に食べられる。

ビスケットやクラッカー

保存がきき、子どもが食べやすい。

ジュースパック

100%果汁のものや、無糖のお茶など、子どもが好む味にする。

エネルギーバーやグラノーラバー

穀物やナッツ、ドライフルーツが含まれており、手軽に栄養を補給できます。

チーズスティックやプロセスチーズ

個包装されたものは、開封が簡単で保存性に優れています。

羊羹

栄養価が高く、エネルギー補給が可能で、長期保存もできます。

個包装されている羊羹は携帯しやすく、避難時の携行食としても最適です。

また、食べ残しの保存も容易で、衛生的に取り扱うことができます。

片付けも災害に必要です!何もない平和な時こそ災害の準備を!

災害時には予測不能な状況が多々ありますが、以上のような基本的な注意点を心掛けることで、子どもを守りながらより安全に避難することが可能になります。

そして万が一長期化した避難生活にも役立ちます。

災害が起こってから慌てても遅いです。

「大地震があっても誰かが助けてくれる」と安易な考えは捨てて、一人一人できる範囲でいいので「自助努力」をしておく必要があります。

 

実は、家の片付けをしておくことも災害に大いに役に立ちます。

「災害用品を置きたくても収納場所がないから無理」とお嘆きの声をよく聞きますが、片付けをすれば必ず不要な物が沢山でてくるはずです。

片付けをすればスペースが空きますので、そこを災害用品コーナーにしましょう。

片付けでお困りの方はナナフクまでご相談ください。

ナナフクでは、片付けでお悩みの方のあらゆるお困りごとを解決させることができます。

まずはどうぞお気軽にお問い合わせください。


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