遺品整理を始める時期はいつがいいのか?5つの時期のメリットとデメリット

大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

大切な家族が亡くなったら、遺族が必ず取り組まなくてはならないのは遺品整理です。

遺品整理の必要がない人はいません。人生の最後の片付けが遺品整理です。

しかし、持ち主は亡くなっているので、作業をするのは家族や遺族だったりします。

遺品整理はいつするのが正解なのでしょうか?

実は遺品整理には法律上の期限がないため、タイミングは相続人の任意となっています。

遺品整理をする時期は、状況や故人との関係によって異なりますが、一般的に以下の5つのタイミングに分けられます。

それぞれにメリットとデメリットがあります。

葬儀直後(亡くなってから1週間以内)の方

故人が賃貸物件に住んでいて、退居時期の関係で急ぐ必要がある。

相続人が遠方に住んでいて何度も来られない。

iOS故人が孤独死などで亡くなられて、特殊清掃など特別な処置を急がなくてはならない。

葬儀直後に行うメリット

葬儀・告別式の直後に遺品整理を始める最大の利点は、相続人や親族などが集まった状態で整理を始められることです。

遠方に住む親族も多い場合、全員が再び集まる機会を作るのは容易ではありません。葬儀のために集まったタイミングを活かせば、日程調整の手間を省き、効率よく整理を進めることができます。

精神的に整理がつかないうちに動き出すことで、かえって作業がスムーズに進むという側面もあります。

悲しみに向き合う時間を長く置いてしまうと、故人の持ち物に対する思い入れが強くなり、「何を残し、何を手放すか」の判断がより難しくなることがあります。気持ちの整理がつく前に着手することで、感情に流されすぎず、必要な作業を進めやすくなるかもしれません。

形見分けを早い段階で行えることも大きな利点です。

親族一人ひとりに故人の思い出の品を分ける形見分けは、集まった機会にまとめて行うことで、後日改めて連絡を取り合う手間を省けます。

遺品整理業者に依頼する場合は、繁忙期を避けやすいという実務的なメリットもあります。

年末や春先(引っ越しシーズンと重なる時期)は依頼が集中しやすく、希望の日程で予約が取りにくくなることがあります。葬儀直後というタイミングであれば、こうした繁忙期を避けて比較的スムーズに業者へ依頼できる可能性があります。

葬儀直後に行うデメリット

先ほど述べたこととは逆になりますが、気持ちの整理がつかないまま進めると後悔することもあります。

親族間で意見が合わず、トラブルになる可能性もありますし、葬儀直後はやることが多く、精神的にも辛い状況にあるため、集中して遺品整理をするのは難しいと感じる人もいるでしょう。

 

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四十九日の法要後(亡くなってから2~3か月後)の方

四十九日が終わり、ある程度の各種手続きが完了して落ち着いたタイミングで行いたい。

相続人同士が疎遠で集まりにくい。

形見分けなども同時に行いたい。

四十九日の法要後に行うメリット

四十九日法要後は、気持ちの整理がつきやすい時期です。

四十九日法要は、遺族にとって一つの区切りとされる仏教行事です。この法要を終えることで気持ちの整理がつきやすくなり、故人の持ち物と向き合う際も、葬儀直後に比べて落ち着いた気持ちで作業を進めやすくなるでしょう。感情的になりすぎず、冷静に「何を残すか」「何を手放すか」を判断できるはずです。

親族や関係者と話し合う時間を取ることが出来ます。

葬儀直後のように慌ただしいタイミングを避けられるため、親族や関係者としっかり話し合う時間を確保できることもメリットの一つです。遺品の分配方法や形見分けについて、時間をかけて丁寧に相談しながら進めることができ、後々のトラブルを防ぐことにもつながります。

大きな家具や不要なものを処分しやすいという利点もあります。

処分方法や業者の手配などをじっくり検討する時間があるため、計画的に整理を進められるでしょう。

四十九日の法要後に行うデメリット

少し時間が経ってしまうため、感情的な負担が長引く場合があります。

遺品整理そのものに着手するまでの期間が長引くことで、故人の持ち物がそのまま残された状態が続き、感情的な負担がかえって長引いてしまう場合があります。整理をしないまま日々を過ごすことで、故人を失った悲しみに向き合う時間が延びてしまい、気持ちの区切りをつけにくくなるケースも考えられます。

親族間のトラブルが生じるかもしれません。

時間が経つにつれて、各自の生活や考え方にも変化が生じやすくなります。仕事や日常生活が落ち着いてくることで親族間での遺品に対する意見が変わっていき、それがもめごとに繋がるかもしれません。

半年~1年以内(1周忌法要前後)の方

すぐには手をつけられないが、時間をかけて整理したい人

相続税の納税義務者になっている人

そのような人は、故人が亡くなってから7~8ヵ月以内には遺品整理をおこないましょう。

半年~1年以内に行うメリット

気持ちに余裕を持って作業できます。

葬儀から半年以上が経過し、日常生活も落ち着いてくる頃になると、気持ちにも余裕が生まれ、じっくりと腰を据えて遺品整理に取り組みやすくなります。慌ただしさに追われることなく、自分自身のペースで作業を進められる点は、この時期に整理を行う大きな利点です。

故人の思い出を振り返りながら整理できます。

時間をかけて故人の持ち物と向き合うことで、一つひとつの品にまつわる思い出をゆっくりと振り返りながら整理できるという良さもあります。急いで判断する必要がないため、故人との時間を懐かしみながら、丁寧に品物と向き合うことができます。

一周忌の節目で区切りをつけることが出来ます。

一周忌は仏教において故人を偲ぶ大きな節目とされる法要です。このタイミングに合わせて遺品整理を進めることで、気持ちの面でも一つの区切りをつけやすくなります。1周忌という節目を迎えることは、遺族にとって故人との別れを改めて受け止め、新たな生活へと歩みを進めるきっかけにもなるでしょう。

半年~1年以内に行うデメリット

遺品がそのままになり、管理が大変になることがあります。

故人の持ち物を長期間そのままにしておくと、いつまでも片付けの目処が立たず、部屋の中に物が積み重なった状態が続いてしまいます。

時間が経つほど「何がどこにあるか」「何を残すべきか」といった情報や記憶があいまいになり、いざ整理しようとしたときに判断がしづらくなることもあります。

 

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数年後(気持ちが落ちついたタイミングで)の方

無理せず自分のペースで進めたい人

気持ちが落ちついたタイミングで行うメリット

自分の心が整うのを待ってから作業に取り組むため後悔が少ないです。

急かされることなく、自分が「今なら向き合える」と感じたタイミングで始められるため、勢いで判断してしまうことによる後々の後悔を防ぎやすくなります。

大切なものを慎重に選んで残せます。
時間に余裕を持って取り組めることで、故人の持ち物一つひとつをじっくりと見つめ直し、本当に大切にしたいものを慎重に選んで残すことができます。急いで仕分けをする必要がないため、思い出の品を丁寧に見極めながら、納得のいく形で整理を進められる点も、気持ちが落ちついてから行うことの利点と言えるでしょう。

気持ちが落ちついたタイミングで行うデメリット

遺品の整理が先延ばしになり、結局手をつけられないことがあります。

明確な期限を設けずに進めることができる反面、「気持ちが落ち着いたら」という基準が曖昧なため、いつまでも整理が先延ばしになり、結局手をつけられないまま時間だけが過ぎてしまうケースも少なくありません。日々の生活に追われるうちに遺品整理の優先順位が下がってしまい、気づけば長期間そのままになってしまうということも考えられます。

家の維持費や管理負担がかかる可能性があります。

誰も住んでいない家であっても、光熱費や固定資産税、建物の維持管理などの費用や手間は発生し続けるため、整理が長引くほど、こうした負担が重くのしかかってしまうことも考えられます。

家の売却・引っ越し・相続手続き時の方

住まいの整理や売却を検討している人

家の売却・引っ越し・相続手続き時に行うメリット

家を売るタイミングで一気に片付けられる。

家の売却や引っ越しといった明確な目的やタイミングがあることで、遺品整理の期限が自然と定まり、一気に片付けを進めやすくなります。「いつかやらなければ」という漠然とした状態ではなく、具体的な予定に合わせて作業を進められるため、計画的かつ効率的に整理を終わらせることができます。

住み続けるか、処分するかの判断ができる。

遺品整理を進める中で、家をそのまま住み続けるのか、それとも処分するのかについて、実際に家の中の物と向き合いながら判断できるという利点もあります。残された物の量や状態を確認しながら、今後の家の活用方法について具体的に考えるきっかけにもなるでしょう。

相続手続きが進めやすい

相続手続きを進める上では、遺品や財産の内容を把握しておく必要があるため、このタイミングで遺品整理を行うことで、相続手続きそのものもスムーズに進めやすくなります。何がどこにあるのかを整理しておくことで、必要な書類や財産の確認作業もしやすくなり、手続き全体の負担軽減にもつながります。

家の売却・引っ越し・相続手続き時に行うデメリット

大切なものを誤って処分する可能性があるので注意しましょう。

売却や引っ越しの期日に合わせて遺品整理を進める必要があるため、限られた時間の中で作業を終わらせなければならず、一つひとつの品をじっくりと見極める余裕がないまま進めてしまう場合があります。急いで仕分けを行うことで、本来であれば残しておきたかったものまで手放してしまう可能性も考えられます。

 

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